キッコウハグマ

昨日は高松まで野暮用で走ってきた。

6年前のの私なら、帰りはデパートに立ち寄り、街の中にあるドトールで、コーヒーを飲むか、海辺のイタリアンでランチというところだが、最近はもっぱら山道ドライブ。

とはいっても時間の都合もあり、まるっきりの山奥には入れないので、ちょっとした山地に車を走らせる。

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一週間前に来たときには咲いてなかったキッコウハグマが出迎えてくれた。

4時を回って、そろそろ夕闇が訪れる頃だが、花は萎む事なく綺麗に開いている。

閉鎖花の多いキッコウハグマだけど、この場所のものはほぼすべて開放花を咲かせる。

草丈は今年の夏の雨が少なかったからか、10センチもないものが多く、中には草丈5センチほどで花を咲かせている株も見られる。おかげで全体の姿が撮影しやすいし、野草らしくて可愛い。去年の花はもう少し背が高くて全体を撮影するのに苦労した覚えがある。

因みに去年のエントリーはこちら

やはり11月の花なんだね。10月に見に行っても早すぎるようだ。

1162392683_3 イヌセンブリもまだ何とか咲いていてくれた。

そばにはまだ蕾をつけた茎があったから、もう少し後で見に来ても、花を見られそうだ。

1162392683_2 車に帰ろうとしたら、草むらの中で赤いものが目に付いた。早くもフユイチゴの実が熟してる。

勿論、一粒、口の中に入れたのは言うまでもありません。

一年ぶりのフユイチゴの味にちょっぴり幸せな気分に浸る。

それにしても、こんなに暖かい日々が続いていても、草や木葉は季節を忘れないものだね。

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