丁度夕べ、ブログのお友達の方のところで「クロモジの芽を見てみたいものです」と書いたら、翌日に願いが叶ったというわけです。
こんなに早い時期にこういう場所に野草散策に来るのは珍しいので、蕾の状態を見るのは初めてです。また、見ていたとしても、これがクロモジだとは一昨年ぐらいまではわからなかったことでしょう。
谷越しに見える山の斜面は、雑木もすっかり葉を落として、冬枯れとしか見えませんが、実はこんな風に芽の膨らんだ状態で春を待っているのですね。
丸っこい芽は恐らく花芽です。一緒に来ていたHさんは何かでクロモジの枝を炊くと美味しいお茶煮なると言うのを見たそうで、割り箸ほどの枝を、2,3本いただいていました。
この場所ではまだまだ蕾は固そうで、3月にならないと開花しそうもありませんでした。
細い葉っぱが見えているのはカヤの木だと思います。実がなっていたのですが、その実が、いつか画像で見たことのあるカヤの実でした。
歩いていたら、Hさんが綺麗な鳥がとまっていると見つけてくれました。
オオルリでしょうか?たまに山で見かけますが、3倍ズームぐらいではなかなか上手く撮れませんね。
この時期、どこにいっても目にするフユイチゴの実です。今日もあちこちで見かけましたので、幾つか食べました。甘酸っぱいお味です。
時間があれば幾らでも採れるのですが、生憎と今日はそれほど時間がありませんでした。
約二十日ぶりの山の空気のおかげで、ずいぶんとリフレッシュすることが出来ました。