ほんとはフサザクラの続きにはアワコバイモやユキワリイチゲの見頃の特集をするつもりでしたが、週に3度の割合で山に入っていて、しかも庭の花も植え替えだの何だの野季節で、なかなかアップが追いつきません。
ここでタイムリーな話題、一昨日、そして今日見てきたばかりの桜の記事を先にアップする事をお許しください。
一昨日の桜というのは愛媛の川内町で見てきた桜です。川内には勿論、皿ヶ嶺が目的で行ったので、桜のことは念頭にはありませんでしたが、この日は高速に乗った時点ですでに里山の山桜が目につきました。
勿論、皿ヶ嶺自体は桜はまだまだでしたが、麓の上林の集落ではすでに桜が満開に近かったです。
皿ヶ嶺から下ってきたところ川沿いになにやら真っ白に咲き誇っているのが見えました。
ソメイヨシノより白っぽい桜です。幹なども太く樹形などからソメイヨシノではないのは確かです。
ずいぶんと花つきが良くて、びっしりと言ってよいほど咲いています。
直ぐ横にはソメイヨシノも植えられていて、こちらはまだ1分咲きという程度。
そしてバックの山肌には山桜が咲き始めています。桜三重奏というわけです。実にゴージャスですね。
花数のすごさには圧倒されますが、普通の桜よりも白いので、重さを感じません。
幹もかなり太く、樹齢100年近い老木のようでした。
7mほどの間隔をあけて植えられているのですが、少し間が開きすぎているところがあって、それはすでに枯れてしまって切り株だけが残っているのでした。他の木も後数十年生きながらえるのはちょっと難しいかも知れません。
しかし、見事な桜でした。皿ヶ嶺の山では咲いているのはアワコバイモとエイザンスミレ、キブシぐらいでしたが、山のまだ春浅い様子を見たばかりでしたので、里の春爛漫が殊の外感じられました。
菜の花、桃の花も咲き、桃源郷というのはこんなところかな?と思ったのでした。