青空が広がり、気温もぐっと上がって春めいた一日、県境の山を再び訪れました。
前回行ったのは3月6日で、戻り寒波の真っ最中に行ったもので、気温が2度、時に小雪が舞うという気候でした。その後、こちらには足を向けていませんでしたが、20日を過ぎてから気温も3月らしく上がっているので、ユキワリイチゲも咲きあがったことでしょう。
午後から行きましたが日も長くなっており、いつも行く場所と、去年少しだけ下見をしていた場所の二箇所を見てくることができました。
6日にはまだ咲いていなかったフサザクラが咲いていました。
フサザクラは去年初めて見かけた花で、最初はあまりに異様な花のため、とても花とは思えず、何かの花が咲いた後の咲き後だとばかり思ったのでした。
去年の記事はこちらです。去年は4月5日に記事をアップしていますから、今年は去年より10日ほど花が咲くのが早いようです。
もう一度、フサザクラについて検索した結果を貼って見ます。
「フサザクラは本州から九州に分布する落葉高木。谷の源頭部や崩壊地、河原などに群生して群落を形成する。土石流などに押し倒されると地下に埋もれた幹から多数の地上茎を出して再生する。このような性質により、急傾斜の渓谷などで群落を形成できるのであろう。葉は6~12cmと大きく、長い葉柄を持っている。3~4月、葉の展開に先だって暗紫色の花を咲かせる。花は花弁や顎がなく、多数の雄しべが垂れ下がって咲くので、フサザクラの名前が付いた。果実は扁平で秋に黄褐色に熟し、風で散布される。」
また「日本ではどこにでも見られる普通種ですが、世界的には珍しい植物です。フサザクラ科にはフサザクラ属1属のみがあり、フサザクラ属は日本、中国、ヒマラヤにそれぞれ1種ずつ、計3種しかありません」ともあります。
地味な花で目立つわけではないですが、なかなか味わいがありますね。落ち着いた暗褐色の花はまるで着物の色のようで、見方によっては粋な花です。