牛の背では展望を楽しんだものの、花は思ったほど咲いていませんでしたが、その二日後に山友達のTさんに近くの山への散策を誘われました。
実は私もその山にはぜひとも行って見たかったのです。というのも、去年、その山で、ユウスゲの実と思われる実をたくさん見ていたからです。
結果は上々で、ユウスゲの花を思っていたよりもたくさん見ることが出来ました。
ユウスゲは翌日の朝にも咲いていないことはないですが、なんと行っても咲いたばかりの初々しい花が見られるのは夕方です。
午後4時に某スーパーの駐車場でTさんと待ち合わせの手はずにしてありましたが、直前に雷雨があったりで、ちょっと話がややこしくなりました。しかし、雨も直ぐに上がったので、予定通り4時にTさんと落ち合って、彼女の車に乗せていただきます。
山頂では先ほど降った雨が良い感じで草や木をしっとりと潤していました。
ユウスゲもやはり露をまとったほうがはるかに良いですね。
色はレモン色というのでしょうか。淡い黄色で、清楚な雰囲気です。
私はそれとしって、この花を初めて見たのは6年程前にキレンゲショウマを見に行った剣山のリフトの下でした。夕方ではなくて朝でしたが、前日の夕方に咲いたものがまだしぼますに咲いていたものでしょうね。
ニッコウキスゲに似ていますが、色が淡くて、どちらかというと私はユウスゲのほうが好みです。
ユリ科の花だということは最初、実を見ただけでわかりました。しかし、葉っぱはユリとは似ても似つかない細長い葉っぱなので、迷いました。しかし、その細長い葉っぱがまるでスゲみたいなのでユウスゲと呼ばれるようになったみたいです。
一日花なのはヤブカンゾウなどと同じですね。
自宅からそう遠くはない低山にこうして咲いているなんて、なんと言う幸運でしょう。もしかしたら昔はこんな風に、どこの低山でも夕方になると素敵なレモン色の花を咲かせていたのでしょうか?
ユウスゲといえば、昨日はユウスゲの花が咲くような時間から甲子園で野球観戦してきました。末っ子の学校のチームが昨日の第4試合でならのチームと対戦したのです。結果は大敗を喫しましたが、県大会でもいつもハラハラドキドキの試合でしたから、仕方ないかも知れないですね。
県営球場と違って甲子園はびっくりするほどアルプススタンドが高くまであって、おのアルプスタンドの最上段付近から見下ろすグラウンドの芝生が青空に映えてとても綺麗でした。この日はバスや電車利用だったので、直ぐ近くで冷えたビールとお好み焼きを買い込んで、主人とビールを飲みながらのナイター観戦は吹く風が肌に心地よかったです。