イワタバコの咲く近くには、オオキツネノカミソリも所々で咲いています。
この炎熱地獄のような暑さの中で、真っ赤に咲く花を見るとますます暑くなりますが、ここは下界より3度ほどは涼しいので、それもまた許せます。
キツネノカミソリの変種だそうで、おしべが花被片より長く突き出ることで、キツネノカミソリと区別できるそうです。夏の強い日差しにも負けないほど強烈な色です。
しかし不思議や不思議、日陰で見るキツネノカミソリの色はオレンジ色もおとなしくなっているように見えます。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属で、彼岸花同様、花が咲く時期には葉がありません。
ウバユリです。ちょっとした山地に行くとたいてい見かける花です。大きいものでは1mほどにもなりますが、花が大味なので、北アルプスで見かけたのですが、気が急いていたこともあって、撮影しそびれたので、今回はきちんと撮影しました。
綺麗な花が多いユリの仲間では可愛そうな名前をもらったものです。
山地では初夏からずっと咲いている感のあるダイコンソウ。もう少しすると面白い実がつきますね。
染料にするアカネです。この根がアカネ染めの原料になるそうですが、まだ挑戦したことはありません。最初、これがアカネと知ったときはちょっと感激しましたが、結構、その辺に生えている草なんですよ。地味ですし・・。
アカソでしょうか。この仲間もよく似たのがたくさんあって、同定に悩みます。花は意外と綺麗ですよね。