ウメバチソウとセンブリが仲良く並んで咲いていました。
草むらの中ですが、割合たくましく咲いていますね。センブリはどちらかというと乾燥したところを好み、ウメバチソウは逆に湿った場所が好きだと思っていましたが、この付近は両方の生育条件を満たしているのでしょうか?
タカネハンショウヅルを見るにはちょっと遅かったけど、センブリやリンドウ、ウメバチソウを見るにはぴったりな時期だったようです。
花の中には4弁の花も見えていますね。
カワラナデシコの花は数輪見かけましたが、どれも咲き終わりのようでした。
後で梶ガ森山荘の敷地内で見かけた白いカワラナデシコです。山荘内で植栽された可能性がありますので、自生のものかどうかはわかりません。
途中、車道からちょっと樹林に入ったところに、梶ガ森の有名な名水があります。この付近には毎年、オタカラコウやシコクブシ、アサマリンドウが咲くはず・・。
オタカラコウが思ったとおり、まだまだ綺麗に咲いていました。
シコクブシは咲いていましたが、草が生い茂っていて、近寄るのは諦めて望遠で撮影しました。
名水はちゃんと蛇口というかバルブがつけられていますが、自然に流れていました。下には清水でしか育たないというクレソンが生えています。
山荘まで下ってきました。ここで名水で立てたコーヒーを飲んでいくことにします。
山荘の中にある食堂はゆったりとして気持ちの良いスペースです。梶ガ森山頂がよく見える席に座りました。といtっても、お客は私一人なので、床でも好きな席に座り放題です(^。^;)春にも山友達のTさんとここでコーヒーをいただいたのですが、そのときに働いていた女性の方が替わっていました。いろいろな話が弾んで、この日もお会いできたら梶ガ森で咲く花のことなどお聞きしたかったのですが・・。コーヒーを飲みながらここに置いてある「高知の野草」という図鑑を眺めてみました。高知は温暖な気候と豊富な雨のせいで、自生する植物、特にランの豊富なことで知られているようです。