龍王滝の駐車場横を通過すると、あとは車で15分ぐらいでしょうか。
春にはこの龍王滝から歩きで登ったのですが、風がとても冷たいところがあったのでした。確か雪も積もっていました。下りは梶ガ森山荘から、この車道を歩いて下ったのを思い出します。徒歩だと登りは1時間ほどかかります。
山荘近くになると展望が開けてきて、周囲が明るくなります。
当然日当たりが良いので、リンドウなど日当たりを要する花が見られるようになります。この梶ガ森には中二の夏休みに中学から集団登山で連れてきてもらっています。そのときはガスががかかっていて、展望は全然ありませんでした。それから数十年後の01年だか、02年の9月に当時小学生だった末っ子と一緒にこの梶ガ森に来たのです。リンドウが一杯咲いていて、山でごく普通のリンドウをそれまで見たことがなかったので、とても驚いたものです。
草丈は5cmぐらいの低いものから15cmぐらいまで環境に応じてさまざまです。
陽射しにゲンチアンブルーが映えます。草むらの中で、まるでサファイアか何かのように咲いています。四国の徳島や高知の山々にはこのリンドウが多いですね。特に山頂付近の日当たりの良い笹原や草原などではあちこちで見ることが出来ます。
山道沿いの笹の株元ではこんなに花つきの良い株が見られました。
咲いてます、咲いてます。
山道の際でたくさん咲いています。
たくさんの白い顔がこちらを見ています。
誰もいない気持ちの良い草原です。
去年はここでは見かけなかったウメバチソウも笹の中で一輪だけ咲いています。結構たくましいのですね。