身近な野草観察、その1、タンキリマメ

山友達のTさんがタンキリマメを見たいと言うので、数日前に近くのため池まで案内してきました。ため池の土手に、数年前から私がタンキリマメを見に行く場所があるのです。

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前日、買い物に行く途中に下見をしてみたら、うまい具合に実が弾けているし、花もまだ咲いています。

タンキリマメはなんといっても赤いさやが弾けて、中から黒いつやつやした豆が覗いているのが一番可愛いですね。

P1160822 こちらはまだ咲いていた花です。野生の豆の花はなぜかい黄色いものが多くて、ノササゲやノアズキなども黄色い花だったと思います。

P1160840 後少しすれば花は終わって、寒風に赤いさやと実だけが揺れると言う状態になるのではないでしょうか。

その頃には葉っぱも半分方、枯れているはずです。

P1160823 タンキリマメとよく似たのにトキリマメというのがあって、両者は花もそっくりだし、実やサヤもそっくりです。

ただ一つ見分ける方法は葉っぱの形の違いです。

タンキリマメでは↑画像のように葉っぱの先が尖っていません。丸みを帯びています。一方、トキリマメの葉っぱは先が尖っています。それともう一つ、トキリマメの葉はぺらっとした薄い葉っぱですが、タンキリマメはしっかりした厚みのある葉っぱです。

トキリマメのほうは良く行く山に生えていますから、今度、行く機会があったら、忘れずに撮影するとしましょう。

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