画像中央やや右よりに形の良い山が見えるのが讃岐富士とも呼ばれる飯野山です。この日は遠くが少しかすんでいて、瀬戸大橋は見えませんでした。
夕焼け直前の眺めです。
阿讃山脈もこの山から眺めれば、いつもの姿と少し雰囲気が違いますね。
実はこの山に行く前日に、たまたま覗いたサイトで、見せてもらっていたので直ぐにわかったのです。
なんとこれは桐の花の蕾で、花卉市場に花材として出されているそうです。
うちにも勝手に生えてきた桐の木があるんですけど、毎年、邪魔になるので、大幅に枝打ちしてしまいます。そのためか花はいまだに咲いたことがなくて、そのせいで蕾がいつつくのかなんてのも観察してなかったのです。でも、春に咲く花は多くは秋にすでに花芽をつけていることが多いですよね。ジンチョウゲ、三椏、ツツジの仲間、ヒュウガミズキや土佐ミズキ・・。
花材としてはビワの花も良く使われますが、一見地味~で、ちょっと似通ったものを感じました。あまり華やかな花ばかりよりも、こんな地味なものがちょっと入ったほうが生け花としては映えるんでしょうね。
下から見ると、いったい何の花?と思うほど白くて、まるで何かの花が咲いているかのように見えます。
でも、これはすべてボタンヅルの咲き後ですね。
被写体としてもなかなか面白いもので、愛好家の人なら撮影せずにはおれないような題材でしょうね。
因みに私は去年の冬に好みを採取してきて種まきしていたら、ボタンヅルがたくさん育っています。
こちらはヤマイモノムカゴです。ご飯に入れて炊き込むとムカゴ飯となり美味しいです。
今年は時期が少し遅かったか、一つ採ろうと思って引っ張ったら、ぼろぼろと落ちてしまいました。