晩秋の光景、その2、ダンコウバイの黄葉

車一台として通らない山中のくねくねとした道を走っていると、突然、目の前が真っ黄色に染まりました。

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シロモジと良く似た葉っぱですが、3裂した葉っぱの先が丸っこいのでダンコウバイです。同じクスノキ科とあって、シロモジと良く似た黄葉をするのですね。

どちらかというと高山よりも里山で見かけるように思いますが、標高1000m程度ですとまだ自生しているのでしょう。

それにしても里山ではこれほど綺麗に黄葉しているのは見たことがありません。

ダンコウバイの奥の木も黄色く染まっていますが、近づけないので、何の木かわかりません。しかし、近づけたとしても、私のわからない木だったのかも知れません。

P1190041空が青空だったらほんとに見事だったでしょうね。

P1190043 道路の反対側に目をやると。こちらは紅葉にはまだ早いようです。が、林床はすでに落ち葉が積もってふかふかです。

こんな林も大好きです。

P1190035 あまり綺麗ではないこの実は・・・ツルニンジンの実です。

この中には乾燥した薄い種子がたくさん詰まっています。実が割れると、後は風に乗って、種子が空を舞うのでしょうね。この辺りの山はツルニンジンがすごく多いのです。

P1190049 今まで行ったことのなかったところも少しだけ走ります。

するとこんな神社が・・・。三頭神社です。こんな標高1000mはあろうかという山の山頂付近にかなり大きい神社がありました。

P1190046 大きなヒヨドリジョウゴの株があって、実が鮮やかな色に熟しています。ヒヨドリはこれを食べるのかどうか・・、この実だけは初冬になっても野山で目を引きます。

P1190047 低地で見るのと違い、バックが秋色なので、赤い実がとりわけ引き立ちました。

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