高知小旅行、その4、続・久礼の町

久礼の町では昔からある町並みには信号がありませんでした。

道も五叉路になっていたり、斜めについていたりと変則的なので、信号もつけにくいのでしょう。歩いても1時間もかからずに回れそうな町です。今回はお酒の好きな主人が一緒なので、西岡酒造という古い造り酒屋に立ち寄ることにしました。

前夜宿泊した宿で出たお酒がこの造り酒屋のお酒で、なんと220年も続いている酒屋なのだと教えてもらったのです。

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酒屋さんの軒先には思った通り、新酒が出来上がったことを知らせる杉玉が吊られています。まだ作り変えたばかりらしい、青々とした杉玉でした。

P1200435 酒造ギャラリーと書かれてあって、中は自由に見学できるようでした。

多分家族の方達が生活されている場だと思うのですが、土間からは丁度季節の雛人形が飾られているのが見えます。お内裏様は新しいもののようでしたが、市松人形や屏風などは大正か昭和初めのもののようです。

P1200436 この写真は「土佐の一本釣り」の作者、青柳祐介さんです。

「土佐の一本釣り」というコミックは私たちが結婚した頃にビッグコミックに連載されていて、私はコミックというのをほとんど読まない人間ですが、主人が通勤帰りに電車で読むのにビッグコミックを持ち帰っていたので、このコミックだけは、不思議と読んでいました。後に主人は通勤に車を使い始めたので、実際に読んでいたのは1年程だけですが、ちょっと懐かしかったです。久礼に来るまで知らなかったのですが、青柳さんは56歳という若さで亡くなったのですね。父が死んだのと同じ年で、妙に切なかったです。

P1200437 「土佐の一本釣り」の原画も展示されています。

西岡酒造のお酒にも主人公の「純平」の名がつけられています。

帰りにお酒を買う段になって、主人は燗用に「純平」を買っていました。

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久礼の町には美術館もあるというので、最後に美術館に行こうということになりました。

てくてくと今度は西に向かって歩きます。やがて和風の建物が見えてきて、そこが美術館なのでした。小さな美術館で、通りを隔てたお向かいの家に可愛いワンちゃんが脱衣かごの中で日向ぼっこをする姿が可愛いので、思わずパチリです。

歩いていてもコートも何も要らないくらいで、このお宅は家中のドアと窓を開け放して空気を入れ替えているようでした。

高知の人は慨して性格も開放的な人が多いようで、こんなところにもその一端が窺えますね。

P1200440 美術館は小さな美術館で、どんな作品があるのかさえ知らずに入ったのです。入館料は大人200円です。

しかし、驚いたことに、かなり有名な画家の作品が展示されていて、↑の絵は「藤田嗣治」の作品です。他にもピカソや「林 武」の作品もあって、びっくりしました。

興味のある方はこちらをご覧下さい。

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