朝食を食べた後、もう一度温泉に浸かってから、お世話になった宿を発ちます。
私としてはこの日は折角ここまで来たのだからと、足摺岬のヤブ椿の群生を見たかったのですが、主人が遠くに行くのは大儀だというので、それではと近場を見ることにしました。
車で10分足らずの距離に、コミック「土佐の一本釣り」で有名になった久礼の町があります。12月に来たときにも久礼の大正市場という市場を見て回ったのでした。地元の漁師さんが捕ってきた魚をおかみさんたちが売り始めたのが始まりとか・・・。
海岸沿いに防波堤があって、防波堤の際に広い無料駐車場がありますので、そこに車をとめます。
北に向かって歩き始めると直ぐに目に付くのがく久礼八幡宮です。そして八幡宮の手前に低い防波堤があって、その上に見事にウルメイワシが串刺しになって天日干しされているのでした。
ウルメの干してある向こうに神社の鳥居が見えるのが面白くて、撮影してみました。
久礼八幡です。境内には大きな木々が鬱蒼と繁り、なかなか雰囲気のある神社です。
楠の大木は樹高25っモあるそうです。
神社などにお参りするのが好きな主人は早速、手を合わせているようです。
大正市はお昼頃が一番賑わうそうで、私たちが行ったのは10時過ぎとあって、まだ開いているお店は一部だけでした。
朝採りの美味しそうなイチゴが安かったのですが、買いそびれました。買って帰ればよかったと後悔しました。家々の軒先には不思議なことにまだ注連縄が飾ってあります。幾らなんでも、こんなに遅くまで飾るのもおかしいよね、と主人と話していて、はっと気付きました。そう、どうやらこの注連縄は旧正月のお飾りのようです・・・・と今の今まで思ってたのですが、先ほどちょっと検索してみると、漁師町などでは安全を祈願して、年中、注連縄を絶やさないという風習もあるそうです。地元の方にお訊きすればよかったですね。
高知は暖かいので、冬に行っても、家の軒下や玄関先などには必ずといっていいほど、鉢植えの花が置いてあります。
このお宅の寄せ植えは葉牡丹やプリムラ、アリッサムなど、買ってきたのではなく、この家の方が植え込んだのであろう、いかにもほのぼのとした寄せ植えなのでした。
旅に出ると、こういう小さい町をぶらぶら歩くのがとても楽しみです。