今週は、ちょっと用事が立てこんでいて、山に行けるかどうかわからないので、身近なところで春を探しました。
夕方、買い物に出かける途中に川はあります。四季折々に立ち寄ってみますが、そんななんでもない場所でもちゃんと季節の変化があるものです。
ツクシの坊やがやっと、出ていました。
ツクシは春の代表ですけど、実際には暖冬の年だと2月の半ばか末には出ているようです。今年は寒かったので、今ごろようやく出てきてくれ、名実ともに春の使者ですね。
なにやら紫色の花が・・・。ナヨクサフジです。このはなは5月頃には大群生しますが、今の時期に咲いているのはごく早い花です。
私の花畑では見つけ次第、引っこ抜く花なので、まだ開花したのは見ていませんでした。こんな花でも見つけると嬉しいのはやはり、今年は春の花の咲きあがるのが遅くて、待たされたからでしょうね。
うちの庭でも2日ほど前から咲き始めたハナニラがここでも咲いていました。園芸種の花ですが、庭から逃げ出して野山でも結構たくましく咲く花です。
香川のタンポポは黄色が普通ですが、この畦ではなぜか白花タンポポばかりが咲いています。
はて、いつから白花タンポポが咲くようになったのでしょう?この場所には7年程前からよく来ていますが、白花タンポポをここで見かけたのは初めてのように思います。
目を凝らせばそんな春の兆しが見えますが、川べり全体としては、まだまだこんな枯草色です。
これほど春が待たれた年は久しくなかったように思います。