春の野草を見に行く、その2、紫のユキワリイチゲ

このコースは前々から気になっていたコースだったけど、初めて歩いたのは去年の4月半ばでした。そのときも実に様々な花が切られたのですが、ユキワリイチゲは去年の暖冬のせいで、4月にはすでに終盤に差し掛かっていたのです。今年は正反対に3月初めまで寒い日々が続き、この場所ではユキワリイチゲが咲き始めたばかりというところでしょうか。

ユキワリイチゲはキンポウゲ科の植物で、花弁のように見えるのは実はガク片です。そのせいか、自生地によって色なども変異が多いようですね。

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この沢筋のユキワリイチゲは紫色が濃くて、また一味違います。この日は天気も良すぎるほどで、文句なしで開いている花です。気温も随分上がっているようで、ハチやテングチョウなどがあたりを飛んでいました。

↑画像の花にもハチがとまっていますね。

P3145348 後姿はこんな風になります。ユキワリイチゲは前から見ても美人ですが、バックシャンでもありますね。

P3145343 周囲の草なども特にどけることをせずに、撮影してみます。

P3145340 バックに先ほどの二輪を入れて見ます。

何しろデジタル一眼初心者なので、いろいろやってみようというわけです。

P3145387 この花は少し上の方で咲いていたのですが、真っ直ぐ立って、前向きに咲いていました。紫色が深いですね。

P3145453 しかし、中にはこんな白い花もあります。

P3145555 登り道ではまだ閉じていた群生ですが、帰りには開き始めていました。

その場所でお昼を食べたりアワコバイモを探したりして、開花を待ちましたが、とうとう下るまでにはここまでしか見ることが出来ませんでした。

次回は群生で咲きそろった姿を見たいですね。

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