お天気は私の住んでいる平野部では薄日が射していて、まずまずだったのが、地精緻に到着すると、晴れたり曇ったりというお天気です。山すそですから、やはり平野部で晴れていても山はガスっているということも多いです。
ユキワリイチゲだけは日が射してないと開かないし、かといって、あまり強い光線だと白とびして、ただでさえ初心者の私にはなかなか難しい撮影になります。
ちょっとの差で、日が射し終わって、日光のもとでの撮影は無理でした。
この群生地のユキワリイチゲは花が白いので、西日が射すと白く輝き、遠くからでも直ぐにわかります。
この日は光の量が少し不足していたらしくて、どの花も全開とはいきませんでした。
花のすぐ下に3枚の葉があるのが天使が跳ねを広げたように、私には見えます。
後ろから、中の一輪に迫ります。キンポウゲ科の花は後姿もとても美しい花が多いです。
ガク片が花になっているので、後姿に普通の花だった当然ついているガクが見えないから、うなじが綺麗なのでしょうね。
先週は山肌がからからに乾いていて、花が可哀想でしたが、雨が降ったのか、適当に湿っていて、春が近いと感じました。
一旦開花しても、寒かったり曇ったりしていると、花は開きません。
一年ぶりで自生のエビネの葉も見ましたが、花芽はあがっていないようです。
ヤブツバキが場所によっては咲いていますが、まだまだ蕾が多かったようでした。
しかし、3月の山では御馴染みのクロモジやアブラチャンなども、まだまだ咲いておらず、この冬の寒かったことがうかがわれました。