先週のセツブンソウのお花見の翌日、28日は朝から綺麗な青空が広がりました。
前日に岡山まで行ったばかりなので、どうしようかと迷いましたが、ユキワリイチゲを見るにはとにかくお天気の良い気温が上がりそうな日を選ばないと駄目なのです。
午後から思い切って、南に走りました。
私がユキワリイチゲを県境に近い山里に見に行くようになって、今年で4年目ぐらいになります。去年は驚いたことに1月3日に咲きあがっているユキワリイチゲを見ましたが、今年は同じ1月3日には、ようやく花芽が上がっている株が2,3株でした。
その後も2,3度、自生地付近まで来ましたが、とにかく今年は雪が多くて、私の車では自生地までたどり着くことが出来ませんでした。
山友達のTさんも2月半ば頃に見に行かれたそうですが、そのときには一輪も咲いてなかったそうです。
2月末頃まで随分寒さが続いたので、私も半ば諦め気味で、暖かい日が続いたら行ってみようと思っていたのでした。
この日はとても良いお天気で、車に乗っていると暑いぐらいです。これなら期待できそうだと思いました。
いつも途中で見かけるもう一箇所の群生地であまり葉っぱを見かけないのが気になりましたが、とにかくあまり日が翳らないうちにと、急ぎます。
足早に向かったところ・・・・・咲いてました。
ユキワリイチゲは地下茎で増えるので、葉っぱがある程度まとまって生えますが、まだその一つ一つのまとまりの中で精々2,3輪が咲きあがっているぐらいで、群生して咲くのはまだ10日から半月ほどかかりそうです。
しかし、どの花も最近開いたばかりなのか、花自体は瑞々しかったです。
もう直ぐ開きそうな花の影が岩に映っていて、珍しいので撮影してみます。
少し遅れて咲く、近くの自生地も見てみます。こちらもかなり花芽が上がっていました。
今年の春は開花は遅れましたが、いっせいに咲きそうな気配です。
ゆっくりと思う存分、ユキワリイチゲとの対面を楽しみました。
周囲の木々はまだ冬枯れ状態ですが、こんな青空が見られるようになれば、クロモジやアブラチャンも咲き始めることでしょう。
次回はもう一箇所の自生地に行ってみるつもりです。