４月２日、自宅からそう遠くない低山に、買い物がてらにスミレを見に行ってきました。
車で山頂近くまで行ける山なので、買い物の時間＋スミレ散策ですが、合計３時間もあれば見られるはずです。今の時期は山頂には特に花は咲いてないので、途中でスミレだけを見る予定です。
車で山に向かって走っていくときから、山の麓は桜が７分咲きで綺麗でした。
山頂方面への車道沿いにはソメイヨシノが植えられていて、お花見ドライブも楽しめます。標高６００ｍほどの山頂にはボタン桜が植えられていて、ボタン桜目当ての花見客が５月始め頃にたくさん来るそうですが、私はその時期には来たことはありません。人の多いところは嫌いなのと、この山に来るのは春はスミレやウグイスカグラを見に来るのが目的だからです。
桜を写そうと車を下りると辺りにはクサイチゴの花も真っ白に咲いています。クサイチゴとは言うものの、低木です。この時期、低山の山すそなどでは生い茂っているのを良く見ますが、花も綺麗だし、実も意外と美味しいです。
再び車を走らせると直ぐに、コスミレの姿が目に入りました。
毎年、道路の山側の部分で群生しているのです。
この前来た３月１０日頃には、一輪も咲いたなかったコスミレがたった２０日で大群生しています。
カメラを引くとこんな具合です。向かって右は道路法面になっています。つまり車道の山側のほうで固まって咲いているのです。コスミレはこんな風に車道で咲いている姿を良く見かけます。
花をアップにしてみました。
四国で見るコスミレは色は淡い紫色をしていることが多いです。
葉がよく見える画像です。
葉は 数が多く２～５センチの長卵形で先は尖ります。
同じ場所ですが車道の反対側の草むらにはナガバノタチツボスミレが咲いています。
コスミレとかなり顔が違うのがおわかりいただけると思います。
山頂方面を見上げます。山頂付近ではまだまだ裸木が多いですね。