5月下旬に見た花、その2、コケイランとクモキリソウ 5月に入るといろいろな野生のランが山に咲き始めます。 コケイランは別名笹エビネとも言われ、山地のやや湿ったはやしないに生える多年草です。エビネに比べると花つきがまばらでやや地味ですが、そのぶんすっきりとした姿かたちです。 ランの仲間は1株生えているとたいてい、近くに数株見ることが出来ます。このときも3株ほどを見かけました。 エビネはいろいろな色のものがありますが、コケイランはたいていこんな花をしています。 それほど美しいランと言うわけではないですが、やはり盗掘の対象と成るようで、道の駅などで売っているのを見かけます。 一方こちらはクモキリソウです。 この種の地生ランの中では一番普通に見るのではないでしょうか。 全体の様子です。 葉の形に特色があって、このクモキリソウだけは最近ではすぐにわかるようになりました。 いつも見ている場所ではもっと遅く開花するようですが、この場所は標高が低いので、早めの開花となったようです。 « 前の記事 次の記事 » コメント(2)