5月下旬に見た花、その2、コケイランとクモキリソウ

5月に入るといろいろな野生のランが山に咲き始めます。

コケイランは別名笹エビネとも言われ、山地のやや湿ったはやしないに生える多年草です。エビネに比べると花つきがまばらでやや地味ですが、そのぶんすっきりとした姿かたちです。

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ランの仲間は1株生えているとたいてい、近くに数株見ることが出来ます。このときも3株ほどを見かけました。

P5257697 エビネはいろいろな色のものがありますが、コケイランはたいていこんな花をしています。

それほど美しいランと言うわけではないですが、やはり盗掘の対象と成るようで、道の駅などで売っているのを見かけます。

P5257474 一方こちらはクモキリソウです。

この種の地生ランの中では一番普通に見るのではないでしょうか。

P5257477 全体の様子です。

葉の形に特色があって、このクモキリソウだけは最近ではすぐにわかるようになりました。

いつも見ている場所ではもっと遅く開花するようですが、この場所は標高が低いので、早めの開花となったようです。

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