去年、フイリシハイスミレの群生を見かけた場所を、少し偵察してみることにしました。去年は時期が少し遅すぎて、花はもう終わりで、葉っぱのみを確認していました。
今年はなぜか、去年、あれほど群生していた場所には見当たらず、少し離れた場所で、小規模の群落を作っていました。
シハイスミレは顔もとても可愛いのですが、葉に変異が多くて、葉を見るのも楽しいスミレです。ここのももははっきりとわかる斑入りで、葉っぱだけでも観賞価値がありそうです。
花の色は紅味がかっていて、他のスミレと全然違う色です。
距は細くてピンとあがっていて、そこのところもこのスミレが美人さんである要素の一つでしょうね。
去年のびっしり繁っていた群生とは違って、群落といっても少々まばらです。
シハイスミレはナガバノタチツボスミレなどと違い、どちらかというと木陰に住むスミレです。
低地でも咲いているスミレですが、ツボスミレが少しだけ咲いていました。
どちらかというと桜の時期より後に咲くような気がします。湿った場所を好むスミレです。
やはり尾根筋に多いツルシキミです。ちゃんと花が咲いている姿を今年も見ることが出来ました。
コタチツボスミレが咲いています。四国では標高の高い場所でしか見ません。
草丈は5センチあるなし・・・。色はナガバノタチツボスミレに比べると淡いので、直ぐにわかります。
葉っぱです。画像でもわかるように、葉の基部が切型~浅い心形、葉脈が目立たないなどの特徴があるので、サンインタチツボスミレと考えても良いかなと思います。
相当大きな群生で、画像には納めきれないほどの花が咲いていました。
車道沿いには、またまたヒゴスミレが咲いていました。ヨモギの葉っぱと一緒に出ているのですから、野のスミレはたくましいですね。