東赤石でタカネバラを見る、その1、ミヤマフジキ

今月15日に(08年6月15日)に雨の中を東赤石山に登ってきました。

それから12日後の昨日(27日)、咲き始めているに違いないタカネバラを見るために、再び、東赤石に行ってきました。

当初はネットで知り合った山仲間など4人で、週末に東赤石~西赤石縦走を計画していたのですが、生憎と週末の天気は雨のようです。フルタイムで仕事をされている方もいたいりで、縦走の計画は延期となる公算が大なので、その前にタカネバラを見に行こうと考えたのでした。

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この前にも書きましたが、去年の6月末にもタカネバラを見ているのですが、そのときはデジカメを忘れるという体たらくで、今回こそ、タカネバラの綺麗なピンクを思う存分撮影してみたいというのが願いでした。

今回も単独でも良かったのですが、野草友達のRさんに声をかけたら、まだタカネバラを見たことがないそうで、是非見てみたいとのことで、一緒に行くことになりました。

当日は朝6時に、Rさんといつも待ち合わせる場所に彼女を迎えに行きます。子供のお弁当は作ってきたのですが、時間切れで、洗濯物干しは主人に任せることにします。

最寄の高速インターから三島川之江インターまでは30分で行くので、助かります。三島のコンビニで行動食などを調達して別子ラインに向かいます。お天気は予報ではこの日は曇りのち晴れ、雨の心配はなさそうですが、三島でのお天気はあまりよくはなかったです。しかし、法皇トンネルを越えると天気が良くなるのは何度も経験済みなので、気にせず、走ります。

P6271947 私自身はこの法皇トンネル経由の別子ラインは年に何度も走り、今年に入ってからもすでに3度目ですので、珍しくはないのですが、Rさんはこの道をほとんど通らないそうで、法皇トンネルを抜けたところにある水ヶ滝を撮影したいということで、車をとめます。時刻は7時丁度。

ここのところの雨で水量はまずまずでしょうか。

P6271949 この画像はそうでもないですが、別子ラインは別名「はな街道」とも呼ばれていて、特に梅雨時のアジサイの花の美しさは格別です。

途中、登山口までアジサイの花が途切れることなく目を楽しませてくれました。しかし、私たちはこの日は山登りが目的なので、植栽されたアジサイは特に撮影はしませんでした。

P6271948 滝の近くで植えられていたアジサイはまだまだ咲き始めのものもあったようです。

そして、お天気はトンネルを越えると予想通り、ガスも晴れて、期待できそうです。

P6271950 Rさんが車の中で「ミヤマフジキ」という花があって、愛媛や高知ではときどき咲いてるという話をしてくれました。そうしたら、運良くそのミヤマフジキの花が対岸に咲いていたのです。

花の色は白から淡い紫色のようです。

距離は車道からだと川を挟んだ対岸に見えるので10m以上は離れていますので、望遠レンズで何とか撮影できるという感じです。

この時期は山肌に咲いているのは圧倒的にクマノミズキが多く、クマノミズキは花色がクリーム色なので、花色や咲き方で、区別は一目瞭然です。

P6271952 何とか一つ一つの花序がかろうじてわかる画像から一部を切り抜きました。

花序は立ち上がって、ジャケツイバラのような咲き方をします。

葉は奇数羽状複葉とのことです。かなり大きな木でした。

機会があったら、是非、近くで花を見てみたいものです。

P6271953 瀬場登山口には7時40分着です。

平日とあって、車はほとんど見かけません。

身支度をして登り始めたのは7字50分です。

P6271954 登山口には赤石山系の説明が書かれてあって、撮影してみました。クリックで大きくなりますので、お読みいただければ、赤石山系についてのあらましがわかっていただけるかと思います。

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