天気も良くなりそうなので、暑がりの私は半袖の速乾Tシャツ一枚という軽装です。下は最近買ったばかりの、トレッキングパンツですが、これが動きやすく涼しくて、正解でした。
Rさんは寒がりなので、上から長袖シャツを羽織っていますが、二日前に登ったばかりの稲叢山でブヨに何箇所も刺されたそうで、その対策でもあるようです。
瀬場からの最初のジグザグ道は薄暗い樹林の中を通っていて、花なども少ないのですが、この日は運良くクモキリソウの咲いている姿に会いました。
クモキリソウは今年はすでに何度も見ているので、珍しくはないですが、東赤石で咲いているのを見たのは初めてです。
筏津からのルートとの合流点である豊後の集落跡にはコースタイム通り、20分で着きました。そう速くもないですが、まずまずのペースです。
今回のコースを緑色のラインで書き込んでみました。東赤石山はコースがいくつかあるので、そのときの天候や気分咲いている花などで、いろいろなコースが選べます。
沢コースにしても尾根コースにしても休憩などを入れると最低でも4時間ほどの登りを覚悟しておいたほうが良いでしょうね。
八間の滝手前のヤマツツジが綺麗に咲いています。ヤマツツジはどういうわけかかなり遅くまで花を見ることができますね。
八間の滝は前日までの雨のためか水量が多く、この日も轟々と音を立てて流れ落ちていました。
15日にはたった一輪しか咲いてなかったヤマアジサイは10日あまりで見違えるほど満開でした。
ヤマアジサイの向こう側の群生はテンニンソウのようです。
ここを過ぎると直ぐに、いつも休憩をとることにしている第一渡渉点です。
沢にはこんな木製の簡単な橋がかかっていて、東赤石への登りはこんな橋をいくつか渡るところがあります。
第一渡渉点到着は8時50分です。
この前はまだ咲いてなかったアワモリショウマも咲き始めています。
山はたった10日でも様子が違うものですね。
頭上を見上げると白い花が咲いています。四弁なのでバイカウツギのようです。
この場所にバイカウツギが咲くのは知りませんでしたが、花つきはあまりよくはないようです。
軽くお茶を飲み、行動食を少し食べたら9時に出発です。
橋を渡ると直ぐに画像の道標があって、ここが尾根コースと沢コースとの分岐になっています。
私は尾根コースが好きなので、たいていは尾根コースを登り沢コースを下ることにしています。
この日は特に、朝の光の中でタカネバラを撮影したかったので、タカネバラが咲いているであろう尾根コースを午前中に歩けるようにという気持ちもありました。
尾根コースに分かれて直ぐに咲いているコナスビの花です。この前より花数も増えているようでした。
驚いたことにナベワリの花がまだ咲いていました。花期が長いのですね。
私は5月初めに香川の標高1000mですでに撮影しています。
尾根コースでいちばん好きな場所、小さな滝のある場所にやってきました。
この木々が秋には紅葉していて、ほんとに美しい眺めなんです。