丸笹山のピークからは剣山もジロウギュウもガスに巻かれていて見えなかったのに、その後ガスが晴れたか、ジロウギュウがいつもの場所から綺麗に見えています。↑画像は車の中からぱちりと写したものです。
私は靴を履き替えるのが面倒で、登山靴を履いたままでしたが、Tさんは靴を履き替えていたので、再び、登山靴に履き替えます。簡単に身支度して、リフト駅に向かいます。今回は丸笹山に登ったので、剣山には登りも下りもリフトを利用する予定で、チケットは往復で買い求めました。
6月の平日とあって、リフトの利用客はほとんどいません。
画像中の時計が時間を知らせてくれています。リフトに乗ったのが11時20分でしょうか。
料金は往復で1900円だったと思います。
誰も乗っていないリフトに乗り込みます。標高1300あまりの見ノ越から標高1750mの西島まで、約15分間、リフトに乗ります。
リフトの両側にはシャクナゲが植えられていて、綺麗に咲いていました。
ここのシャクナゲが咲いているのを見た記憶がないので、やはり6月に剣山に来るのは初めてだったんだな~などと、あらためて確認しました。
西島駅から歩き始める前に、それぞれ、おにぎりを少し食べてから、11時40分頃、歩き始めます。
さすがに6月は野草も端境期と見え、登山道沿いには、花もほとんど咲いていません。
ナンゴクミネカエデの花が赤く綺麗に咲いていて、初めて見たので、撮影してみました。
登山道わきの樹林の中にツルギミツバツツジらしいツツジが鮮やかな色で咲いていましたが、気が着いたのはこれ1株だけでした。ツルギと名がつくわりには剣山自体ではあまり見ませんでした。
リフトを降りた西島から山頂までは40分ほどの歩きです。あまり良いことではないですが、サンダル履きで来る人も多い山です。
山道沿いにこんな白い小さな花が咲いています。どこかの掲示板で見た憶えがあります。たぶんイワセントウソウですね。それにしても小さな花です。
下に見えているのはコミヤマカタバミの葉っぱですが、この付近では花はすでに終わっているのか、見ませんでした。
まさか6月になって、ネコノメの仲間が咲いていようとは思いませんでした。
今まで見たことがないネコノメです。春に私がよく行く山で咲いているニッコウネコノメはガク裂片が平開するのですが、これは平開してないのでイワボタンでしょうか?ネコノメの仲間はほんとに難しいです。咲いている場所によっても少しずつ変異があるようですし・・。
4月末か5月始めにここでたくさん咲いているハルトラノオですが、この時期ではさすがに花も終わりかけていました。
テンニンソウの大群落です。いつも来ている5月始め頃だと、まだ雪が融けたばかりなので、新芽が出てなくて、枯草のようになっています。
今年は一体何株見たかわからないほど、たくさん見てきたオオカメノキが、ここでも咲いています。でも、私にとっては剣山で咲くオオカメノキが一番馴染みが深いのです。
木屋平のほうに向かう道のようです。
反対に、西の方角を見ると、三嶺が綺麗な姿を現しました。少し晴れ間が出てきて、見晴らしも徳なってきたようです。