青い花が好きなので、名残惜しく眺めつつ、その場を去ります。
ブルーの発色に定評のあるオリンパスのデジ一なので、実物以上に綺麗なブルーが出ている感があるヤマアジサイの花です。
次回ここに来れるのは多分8月10日頃でしょうね。
このブログにも何度となく登場した八間の滝も、この日が一番の水量でした。
筏津からのルートと瀬場からのルートの合流地点から少し八間の滝よりにある平坦地にはホタルブクロの白い花が咲き始めていました。
前を歩いている女の子が携帯のカメラで撮影しています。
お花の好きな子らしく、いろいろな花の名前を尋ねられました。
もう瀬場に下るという少し手前で、最後の休憩を入れます。後は30分ほど、どうということのない道を下るだけで、メンバーの間にはすっかり寛いだ雰囲気が漂います。流石に若い人たちは、疲れた風もなく、全員元気で下れるので、こちらも雨の中の登りのときとは打って変わって、ほっとしました。
一人はすでに帰宅したら飲み会の約束が入っているそうで、そんな話を聞いたら、俄かにビールが呑みたくなってしまって困りました。
ここのところ、山から下りて帰宅すると、先ずはお風呂で汗を流して、ビールを飲むと言うのが習慣になってしまって怖いです。S君に「山でおにぎりを一つ減らして、家出ビールを飲むのと、山でおにぎりをちゃんと食べて、家でのビールを我慢するのと、どっちが良いと思う?」と尋ねたら、即座に「ビールをやめるほうが正解です」とあっさり言われましたが・・。
下山は4時9分でしたが、私は見つけた花の画像など撮影していたので、ほかの人たちには咲きに下ってもらいましたので、ほかの人たちは4時ごろには下山していたと思われます。
八巻山および山荘に立ち寄らなかったので、思ったより早い下山となりました。
最後に、途中で見かけたランなどの紹介をここでまとめて書いておきます。
最近はランの仲間は盗掘に遭うことも多いので、そのことに対する配慮です。
ラン科ツレサギソウ属です。
どういうわけか、花茎の途中から上の方がなくなっていました。虫に食べられたのか?それとも人に手折られたのか??
かなり固まって生えていました。
普段見慣れているイチヤクソウとはかなり違うマルバノイチヤクソウの葉っぱです。
イチヤクソウにはジンヨウイチヤクソウ、コバノイチヤクソウ、マルバノイチヤクソウなど、何種類かあるようです。
できることなら花の咲く頃行ってみたいのですが、今年はもう予定があって、行けそうもありません。
花を大きく写したつもりでしたが、何しろ薄暗い場所で咲いているので、撮影は難しかったです。
下から咲きあがってきて、一番上の花が咲いている状態のようでした。
自生場所はわかったので、来年以降に再チャレンジします。
それとジガバチソウは、これからは葉っぱだけでも見分けがつくような気がしますが、ほかの場所でもこの葉は見かけているようです。
雨が降っていた朝には気づかなかったのですが、私の車をとめていた場所の直ぐ横にはマルバマンネングサも咲いていました。
S君の車は床鍋にとめてあるので、私の車で床鍋まで送ります。
山靴を脱いだら、濡れた靴を数時間履いていおたために、足が真っ白にふやけていました(^_^;山靴の中まで濡らして歩いたのはずいぶん久しぶりで、4年前の秋田駒以来のことでした。
帰りはまだ日も高かったので、のんびりと車を走らせましたが、自宅の最寄インターを下りたら、気温が29℃もあったのにはびっくりしました。
帰宅してからお風呂に入り、ビールを飲んだのは言うまでもありません。
これからの季節は、それも山歩きの楽しみの一つですね。