2年ぶりの笹ヶ峰、その2、ブナ林

「宿」を過ぎると、それまでの杉林などの針葉樹中心の林から、ブナなどの自然林に変わってきます。木々は葉を落としているので、冬場も明るくてよい雰囲気です。

P2150229

生憎とカメラには望遠レンズをつけたままなので、ブナの全体像が撮れません。冬枯れのブナはそれはそれで、また好ましいです。笹ヶ峰登山でブナが見られるのは宿から丸山荘までの道のりです。

P2150224 この辺りから、道上に雪が出てきました。

しかし、まだアイゼンをつけるほどではありません。

P2150226 上を見ると青空にブナの枝・・・。

ブナの木に会ったのは10月末の御来光の滝以来でしょうか。

P2150228 足元にはブナの実がたくさん転がっていますが、中身はありません。

リスか何かのお食事になったのでしょう。

P2150230 後ろを振り返ると標高1691mの沓掛山が見えます。

P2150232 ブナの枝にたくさんついているヤドリギです。

P2150233 望遠レンズでズームしてみます。

撮影しているときは気づかなかったのですが、画像を確認してみたら、ヤドリギの赤い実がいっぱい見えています。

アカミノヤドリギというものかも知れません。

ここで、ヤドリギの実を子供時代に食べたjことがあるということでTさんとS君がえらく意気投合しました。ネットなどで調べても、ヤドリギの実が食用になると書いてあるのは見たことがないのですが、四国の山間部では結構、一般的だったのでしょうか。噛むとガムのようになるのだそうです。私もいつか試して見なくては・・・(^_^;

P2150235 ヒメシャラの樹肌だけは赤いのでいつ見ても直ぐにわかります。

でも、笹ヶ峰のヒメシャラはあまり大きな木はないようです。

稲叢山や剣山系ではびっくりするほど大きなヒメシャラが多いです。

P2150237 樹林にはまだら状に雪が残っています。

こんな様子を見ても2月とは思えない、これは雪解けの時期、3月末とか4月初めの光景でしょうね。

P2150239 途中、瓶ガ森がくっきりと見える場所がありました。

素晴らしくよく見えます。

P2150240 引くとこんな眺めです。

冬枯れの林の向こうに見える瓶ヶ森は、学生時代に春休みに登ったり、20年ほど前に家族で登った思い出のある山です。

P2150244 瓶ガ森の奥には石鎚の姿もくっきりと見えています。

9月に石鎚東稜に登ったときに、瓶ガ森の横にかすかに笹ヶ峰が見えていましたが、さすがに石鎚はどこから見てもすぐにわかりますね。

P2150247 広角で瓶ガ森、石鎚、東黒森山の全部を入れて撮影します。

それにしても雪が少ないですね。

P2150249 丸山荘にいたる道は途中から階段状の道になりますが、ここも雪が残っていて、ところどころ凍結していますが、何とかアイゼンをつけなくとも歩けるというところです。

私もストック兼用のピッケルを出して、滑らないように気をつけて歩きます。

ショウジョウバカマがこの道沿いに多いのですが、花芽はまだまだ固かったです。

コメント(2)