生憎とカメラには望遠レンズをつけたままなので、ブナの全体像が撮れません。冬枯れのブナはそれはそれで、また好ましいです。笹ヶ峰登山でブナが見られるのは宿から丸山荘までの道のりです。
しかし、まだアイゼンをつけるほどではありません。
ブナの木に会ったのは10月末の御来光の滝以来でしょうか。
足元にはブナの実がたくさん転がっていますが、中身はありません。
リスか何かのお食事になったのでしょう。
撮影しているときは気づかなかったのですが、画像を確認してみたら、ヤドリギの赤い実がいっぱい見えています。
アカミノヤドリギというものかも知れません。
ここで、ヤドリギの実を子供時代に食べたjことがあるということでTさんとS君がえらく意気投合しました。ネットなどで調べても、ヤドリギの実が食用になると書いてあるのは見たことがないのですが、四国の山間部では結構、一般的だったのでしょうか。噛むとガムのようになるのだそうです。私もいつか試して見なくては・・・(^_^;
でも、笹ヶ峰のヒメシャラはあまり大きな木はないようです。
稲叢山や剣山系ではびっくりするほど大きなヒメシャラが多いです。
こんな様子を見ても2月とは思えない、これは雪解けの時期、3月末とか4月初めの光景でしょうね。
素晴らしくよく見えます。
冬枯れの林の向こうに見える瓶ヶ森は、学生時代に春休みに登ったり、20年ほど前に家族で登った思い出のある山です。
9月に石鎚東稜に登ったときに、瓶ガ森の横にかすかに笹ヶ峰が見えていましたが、さすがに石鎚はどこから見てもすぐにわかりますね。
それにしても雪が少ないですね。
丸山荘にいたる道は途中から階段状の道になりますが、ここも雪が残っていて、ところどころ凍結していますが、何とかアイゼンをつけなくとも歩けるというところです。
私もストック兼用のピッケルを出して、滑らないように気をつけて歩きます。
ショウジョウバカマがこの道沿いに多いのですが、花芽はまだまだ固かったです。