2月21日、まだ少し早いかもと思いつつ、アワコバイモが芽を出しているかどうか、見に行きました。
アワコバイモは3月になれば、間違いなく見ることができるのですが、今年は暖かいので、例年より早めに顔を出しているかも知れません。
結果は上々、アワコバイモの芽出し後間もない、こんな姿を見ることができました。
ユリ科の仲間の花芽は、こんな風に最初は上向きに上がっているのを良く見ますが、コバイモのこんな姿を見たのは初めてでした。そのぐらい、ごく初期に見ることができたということでしょう。
うちではスノードロップやバイモの花がこれとそっくりな花芽のつけ方をします。
アワコバイモの赤ちゃんはまるでバンザイをしているようで可愛いです。
こんなに小さくとも、ちゃんとアワコバイモらしい模様が花弁に現れていますね。
こちらは上の画像とはまた別の自生地で見てきたアワコバイモです。
枯葉をそっと持ち上げて、顔を覗かせていて、これもとても可愛いポーズでした。
枯葉とそっくり同じ色をしているので、ちょっと目を離すと、どこだったかさっぱりわからなくなります。
でも時期が早いのでまだアワコバイモ特有のえらの張った花の姿にはなっていませんね。
画像では大きそうに見えますが、草丈はこの個体でまだ7センチほどです。
アワコバイモは出始めの姿は土や枯葉とそっくりの色をしていて小さいので、よく目を凝らさないと、なかなか見つかりません。
今頃はそろそろ咲きあがって、独特の花の形になっていることでしょう。