秋にもどこかの山で見かけましたが、そのときはまだ木の葉があったので、撮影が難しかったのです。
急いでレンズを望遠に換えて、最大サイズの画像に設定しなおします。
顔が見えません。
羽根の模様はよく分かります。
コゲラはスズメぐらいの小鳥で、小さいので愛嬌があって、いつ見ても可愛いです。
我が家にもいろいろな野鳥が遊びに来ますが、さすがにコゲラはあまり見ないですね。
お昼は 車を走らせて、おそば屋さんでおそばを食べました。讃岐はうどんですが、徳島はおそばが有名で美味しいです。
そのおそば屋さんの近くに落合集落があるということが、この看板でわかりました。
落合集落というのは山の斜面に沿って広がる集落です。
徳島は平家の落人伝説が各地に残っているので有名ですが、どんな深い山にも人家があるのは、徳島の山に登っていると驚くばかりです。
おそば屋さんの方に道を教えてもらい、まずは集落が良く見えるという対岸の集落に向かいます。
あまり良いとはいえない道をどんどん登っていくと、展望が開けてくる場所がありました。
三角錐の格好の良い山が見えています。
丁度、地元の方がその辺りにいらしたので、尋ねると、真ん中の格好の良い山が矢筈山だそうです。07年の秋、08年の秋に落合峠から登ったあの矢筈山です。登ったのは二回ともあまりよい天候とはいえず、それに落合峠からは矢筈山が見えないのです。こんなにはっきりと矢筈山を眺めるのは初めてかもしれません。標高は1848mです。そしてその前にあるどっしりとした山はサガリハゲに違いありません。
南から見ると矢筈山がこれほど素晴らしい形をしているとはちょっと驚きでした。
一方、矢筈山から西に目線を移すとなだらかな形をした寒峰が見えます。
寒峰はフクジュソウが自生する山として、四国で山登りするものなら知らないものはありません。
しかし、去年は3月末まで雪がびっしりあったという寒峰もここから見る限り、雪は少なそうですね。
この場所からも落合集落は見えるのですが、電線などが邪魔になるので、もう少し下に下ります。下のほうに集落が綺麗に見える場所があるそうです。