南大王の福寿草の里でもフクジュソウが咲き始めたという風の便りが聞かれるようになったら、一昨年、去年と見てきたフクジュソウもそろそろ咲き始めているはず・・。去年は3月22日に訪れたので、フクジュソウも咲き終わりに近かったので、今年はなんとしても早めの初々しい花を見たいものです。
画像は、思っていたより多くの花がすでに咲いていた、フクジュソウの自生の様子です。去年より1ヶ月以上も早かったのですが、去年は何しろ山間部は例年にないほどの大雪だったので、花がかなり遅れていたのでしょうね。
尚、去年・・08年のフクジュソウの記事はこちらです。
結局、山友達のTさんに2月18日に見に行きませんかとお誘いいただいていたものの、前日は風邪気味で行けるかどうか心配していました。前夜は風邪薬を飲んで眠ったところ、18日朝は何とか喉の痛みも治まっていたので、行くことにしました。集合場所にはいつもよりちょっと遅めの集合です。途中でコンビニに寄って、マスクと栄養補給のドリンク剤を買って行きます。ちょっと遅れて野草友達のRさんもやってきました。3人揃ったら、Tさんの車で出発です。
15日の石鎚山系同様、徳島の山も雪は少なめです。
去年はたくさん咲いていたシロバナショウジョウバカマも今年はまだまだ花芽が固そうです。
私はTさんが運転される車の助手席に乗っていたのですが、車道法面になにやら紫色の小さな花が咲いているのを見逃しませんでした。
急いで車を停めてもらったところ、思ったとおりアオイスミレが咲いています。
去年の3月に来たときもアオイスミレがたくさん咲いていましたが、今回はこの場所でだけ見ました。
ところが、この法面を見ながら少し歩くと、なんとヤマルリソウも咲いているではありませんか。
2月中旬にヤマルリソウを見たのは、私の記憶の中でも一番早いほうだと思います。
ヤマルリソウもアオイスミレと同じく、10株ほどがその辺りに咲いていました。
きっとこの場所は風が当たらず、陽だまりになるような暖かい場所なのだろうと思います。
徳島は場所によっては香川よりも暖かいような気がします。
桜なども私の経験では、香川より数日ほど早く咲くようです。
この小さな花はトキワハゼ?と最初は思いました。そのぐらい小さな花でした。
上唇が大きく二つに割れているのがムラサキサギゴケよ、というRさんのアドバイスのおかげで、両方ともムラサキサギゴケと同定できました。
それにしても、毎年よく見るのは、5月頃に剣山に行く途中で見ているのですが、この開花はフライイングでしょうかね。
この日は全然寒くはなかったのですが、やはり山道では朝晩は凍るんでしょうね。