そして、登山道の横に目をやるとこんな花が咲いています。1日目に見かけたウラジロヨウラクに似ていますが、なんだか色合いや花の形などが微妙に違っています。それでも朝日小屋のHPにウラジロヨウラクとして載っていたのと同じなので、これもウラジロヨウラクで良いのだろうと思います。
こんな眺めがひろがり、この画像に写っている道を下っていくのです。
この間に咲いている花がまた素晴らしかったです。
先ほどから何度か見かけていたランの花の開化した姿にようやく会えました。
どうやらキソチドリのようですね。
そして、これも雪倉の下りで花芽は何度も見たのですが、シロウマアサツキがここまで下ったら、ようやく咲いていました。
ずっと花芽ばかりでじらされていましたが、色も綺麗な紫色でなかなか素敵な花でした。
ということは、この付近は蛇紋岩地のようです。
そしてこんなセリ科の花も咲いていました。セリ科は見分けが難しくてタカネイブキボウフウかなと思いますが、確信はありません。(^_^;
1日目に天狗ノ庭で見たナデシコも咲いています。最初はカワラナデシコかと思ったのですがタカネナデシコのようです。
8月1日、宮本様のご教示により、ウラジロタデと訂正しました。
そしてタカネバラはすでに実が赤くなり始めているのもあります。
画像はアップしませんがイブキジャコウソウなども咲いていました。
これはタテヤマウツボグサのようですが、あまりたくさんは見ませんでした。
Yさんに「あの花は何?」と訊かれ、見てみると、ユキワリソウではありませんか。
タカネバラにユキワリソウとくれば、これはもう東赤石で撮影したと言っても通りそうですね。
後ろの岩も橄欖岩なのか赤っぽい岩ですし・・。
またちょっと上を見上げるとニッコウキスゲもいっぱい見えます。
この辺りいったいはニッコウキスゲもずいぶん多いところでした。
やがて先ほど上から見下ろした池塘(ちとう)の場所まで下ってきました。
ワタスゲが風に揺れて、時間があったらゆっくりしたいような良い場所です。
この辺りを五輪高原と言うようですね。
ワタスゲを見るのは八幡平以来で5年ぶり??
そう、タテヤマリンドウなのでした。
しかし、こんないい場所なのに、また雨が降ってきました。
ミヤマママコナが咲いていたので、撮影していると、後方から50代ぐらいのご夫婦がやってこられ「オリンパスですね」と声をかけられました。不思議とオリンパスの一眼を持ってると、よく声をかけられます。オリンパスの愛用者には何か連帯感みたいなのがあるんでしょうか?(^_^;
生憎ここで撮影したミヤマママコナはピンボケもいいところでしたが、四国ではシコクママコナしか見ないので、珍しかったのですが・・・。残念です。
木道のわきでいっぱい咲いているのはキンコウカでこれも初見の花でした。
雪倉の下りで、未開花株は少しだけ見かけていましたが、これも下ってきて見られた花です。
湿った草原に咲くとあります。
ユリ科キンコウカ属です。
紫のはヒオウギアヤメで、白馬大池でアヤメのような葉っぱが無数に芽を出していましたが、どうやらこれだったようです。
大学3年のときの夏合宿は知床だったのですが、羅臼に登る前に知西別岳などというマイナーな山に登ったのですが、この辺りは壮絶なハイマツのヤブコギでえらく苦労したのです。
で、その前夜、無名湖のほとりにテントを張ったのですが、その湖のほとりにいっぱい咲いていたのがこのヒオウギアヤメだったらしいです。
因みにこの夜、テントの周囲をヒグマが歩いていたようです。私とYさんは何も知らずぐっすり眠っていましたが、リーダーだったI君と、今も時々一緒に山に行く愛媛のS君ははっきりとヒグマの気配を感じたそうです。
そのことは合宿が終わるまで、私たちには知らされませんでしたが、そうと知っていたら、テントで寝るたびに、その後は怖くてたまらなかったでしょう。
話はアヤメに返りますが、アヤメの花の後ろで、Yさんと写っている写真が今もアルバムに貼ってあるのですが、その頃は野草には無知で「野生のカキツバタか?」などと書き込みしてあります。(^_^;
とにもかくにも、知床で一緒にヒオウギアヤメを見たYさんと、こうして何十年ぶりかで一緒にヒオウギアヤメを見るのも何かの縁というものでしょう。
その年の知床の合宿では他にも花は見たのでしょうが、他の花は何一つ覚えていません。そして、そのときに咲いていたのがヒオウギアヤメだったということも、たった今、検索してわかったのです。
花を見ながらきょろきょろしてるうちに花園三角点を通過します。
時刻は10時丁度です。
標高は1750mほどまで下ってきました。
先ほどから咲いていると思ったのですが、ここでようやく撮影します。四国の山でも御馴染みのコメツツジですが、花や葉っぱの雰囲気が四国のものとはちょっと違うような気がしました。
もしかしてヤマトキソウ?と思い、かがみこんで雨の中、必死に撮影します。
小さいので、これは望遠レンズでは無理です。
帰宅して調べたところ、サワランとしてあるサイトやトキソウとしてあるサイトも見られました。
私はどちらも今まで見たことがないので、見分けがつきません。何より、雨が降っていたのと、ロングコースで撮影にあまり時間をかけられなくて、ピンボケ画像しか撮影できなかったのが辛いところです。
8月1日、加納様と宮本様のご教示により、サワランではなくヤマトキソウとしました。
ありがとうございました。
雨の中、結構急な斜面を下りますが、木道なので、ペースは速いです。
前を行く二人は前日かなり遅い時間に朝日小屋に着かれたご夫婦のようでした。
この後はカモシカ坂と呼ばれる樹林帯の急な下り坂を下ることになりますが、展望もなく、花も咲いてなかったのか、あまり撮影はしていません。
登ってくる方にはただ1人会いました。しかし、あまり登りたくない道ですね・・・。かなりきつそうです。
シソ科とはわかりますが、シソ科も難しいですね。
ミヤマタムラソウというのがあるようですが、それでしょうか?
草丈が30センチほどもあって、最初は何の花かわかりませんでした。
よく見るとどうもスミレのようです。
しかし、こんなに草丈が高いスミレを見たのは初めてです。勿論、初見です。
帰宅して調べたらエゾノタチツボスミレでした。ぱっと見てスミレだとわからなかったスミレはこれが初めてかもしれません・・。
名前がまだわかりません・・ご存知の方がいらっしゃったらご教示くださいませ。
雨で画像がぼやけていて申し訳ないです。
7月31日、ギョウジャニンニクとご教示いただきました。
ミャーパパさん、加納様、ありがとうございました。
11時2分、白高地沢の道標のところを通過します。
ようやくこのコース中でいちばん標高の低い場所まで下ってきたようです。
前日からの雨で轟々と流れる沢のほとりには11時5分ごろの到着でした。
この沢に仮設の橋が架けられているのですが、渡る前に岩の陰で休憩することにしました。
ほかには雨をしのげそうな場所がなかったのですが、この岩陰は良い具合に窪んでいて、雨が降り込まないのです。
朝日小屋で作ってもらったお弁当の残り半分をここで食べます。雨のおかげで喉は渇きませんが、それでも雨具を着ているので、ここまで下ってくると蒸し暑いほどです。
この先が登り返しがあるので、お弁当以外にも行動食などをしっかりと摂りました。どうやらしっかり食べたことが、この先、幸いしたようです。