白や黄色のお花の中に濃いブルーのウルップソウが加わって、いっそう引き締まって見えます。こういうお花畑は南アルプスや双六方面でもでもちょっと見たことがありませんでした。
逆に双六方面や南アルプスではよく見かけるキバナシャクナゲがここでは滅多に見ませんでした。
たまに見かけても花はあまり綺麗ではなかったです。
これはその数少なかったキバナシャクナゲ画像です。
思わず見過ごしそうな小さな花でしたが、クワガタソウの仲間をしっかりと見つけました。
高山性のクワガタの仲間は初めて見るので名前はそのときはわからず、帰宅して調べましたら、ミヤマクワガタだそうです。
クワガタソウの仲間は種をいただいて栽培はしたことがありますが、ミヤマクワガタだったかどうか?もう3,4年前の話です。
コイワカガミもかろうじてここまでは見ましたが、さすがに3000mの稜線では咲いてなかったようです。
これも毎年、高山で見ているイワウメですが、今回はあまり綺麗な花を撮影することが出来ませんでした。
Yさんは今からどうやら登りに差し掛かるようです。
こちらも高山では毎年御馴染みのヨツバシオガマです。訂正・・加納様よりご教示いただき、ミヤマシオガマと訂正しました。
どんどん高度を上げていき、雪倉、朝日がかなり下に見えてきました。
先ほどからチシマアマナらしき白い花が咲いていますが、花は終盤のようであまり綺麗ではないですね。
北岳でも見かけた花です。
わざわざツクモグサを見るために八ヶ岳や白馬に登る人もいるというのに 、たまたま咲いているのを見られた私はなんてラッキーなのでしょうか。
検索によるととあります。「ウルップソウ同様に北海道の一部と本州の白馬岳と八ヶ岳に隔離分布している日本固有種である。稜線上の砂礫地に多く分布し、白馬岳周辺では6月初旬から7月初旬に開花する。多くの高山植物の中で早く開花するもののひとつであり・・・・」とあります。
オキナグサを見てみたいと念願していましたが、オキナグサよりもまだ珍しいツクモグサを見られようとは、幸運以外の何物でもありません。
岩の道を登っていくと、岩の間からはハクサンイチゲとミヤマアズマギクが顔を覗かせていてなんとも可憐な色の取り合わせですね。
まだ開いてからそれほど時間が経ってないようでした。
先ほどから時折見かけていたのですが、これはまた見事なイワベンケイです。
イワベンケイは南アルプスの北岳や仙丈の山頂付近でも見たことがありますが、これほどの大株は初めて見ました。
後方にはやはりツクモグサが見えています。
雪がべったりくっついているのは清水岳のようです。
白馬岳への最後の歩きです。私は撮影ばっかりしているので、このとき、後輩のYさんははるか前を歩いています(^_^;
この辺は最高に風がきつくて、吹き飛ばされそうな感じでしたが、縦走路が稜線の西側についているので、まだ良かったのでした。
といっても、白馬は東側にはすっぱり切れ落ちているので、東側には道はつけられないんですけどね。
でも、馬鹿な私たちは最初は槍?なんて思っていたのでした。
剣沢や立山方面から見るのと、白馬方面から見るのとでは格好が違いますね。
そうなんです、このときはあまりに風が強いので、山頂ではとまらず、通過してしまったのでした。ダブルストックを両方とも地面に突き立てて、何とか吹き飛ばされないようにするのが精一杯です。
それに、翌朝は、雪倉方面に向かうので、もう一度通るはずですし・・・。
そして、この選択は結果として大正解になったのでした。
それでも強風のために、足早に下ることはとても出来ませんでした。
白馬山荘に到着したのは10時35分でした。
白馬山荘は1200人収容できるという日本一大きな山小屋らしいです。予約に当たっては、Yさんがとにかく稜線に近い山小屋を予約して欲しいというので、調べると白馬村営の頂上宿舎よりも、この白馬山荘のほうが上にあるというので、予約していたものです。
大学4年のときに、針ノ木から北上して縦走したときにも、白馬でとてつもなく大きな山小屋があったのは記憶に残っていますが、どうやらそれがこの白馬山荘のようです。
私たちは到着が早かったので、剣岳が真正面に見える「穂高」という部屋に通されました。
この日は1200人収容の白馬山荘も宿泊者は50人~60人で、ゆったりです。
勿論、この4,5畳ぐらいの部屋に、朝まで私たち二人だけでした。