小豆島の山歩きではツメレンゲやミセバヤをところどころで見かけました。
しかし、これらの自生の植物は、盗掘によってかなり減ったと聞きます。
大変貴重な自生地ですので、今回はミセバヤとツメレンゲの記事だけ独立してアップしたいと思います。
一昨年、昨年と高知の西部で群生して咲くツメレンゲを見かけましたが、香川にもこうしてツメレンゲの群生する場所があったことを嬉しく思います。
因みに08年の高知で見たツメレンゲの記事はこちらです。
ツメレンゲの数では負けますが、小豆島のツメレンゲは葉が赤く紅葉しており綺麗でした。
バックの木々がもう少し紅葉している時期ならば、一段と風情が増すことでしょう。
向こう側の崖にも、ツメレンゲとリュウノウギクが群生しているのが見えます。
高所恐怖症の人はあまり近付かないほうが良さそうな崖に咲いています。
よく見ると一つ一つの花はしべの色が濃い赤色で、可愛いです。
こういう色の組み合わせって確か何かあったな~と思ったら、一つ一つの花はシロバナネコノメと色合いが同じなんですね。
花の色も美しく、丁度見頃のようでした。
私が最近購入した「山野草とミニ盆栽」という雑誌の中ではこう書かれています。
「古典的園芸植物として、古くから日本国内だけでなく欧州各地で愛培されていたミセバヤであるが、その原産地については長く知られてなかった。
小豆島に自生するとわかったのはカンカケイニラやショウドシマレンギョウの発見と同じく、富樫誠氏による。島の人々はそれより以前から自生を知っていたが、原産地が知られていないことを知らなかった」と。
学名はシーボルトにちなんでSedum sieboldii。
とても人が近寄れる場所ではありません。
イワヒバの着生している岩場にまとまって咲いているミセバヤです。
イワヒバは四国の山の岩場では良く見かけますが、乾燥が続くとこんな風に枯れたように見えますが、雨が降ると葉を伸ばして青々とした姿を見せてくれます。
ミセバヤは小豆島のいたるところで、植栽されている姿を見ルことができます。しかし、本来はこんな厳しい環境に咲く花だと知ると、花に対する愛情も一段と深まる思いでした。
ある場所では、ケスハマソウの葉も見ることができました。
できるならば、春にも訪れてショウドシマレンギョウの花、そして、このスハマソウの花なども、是非、見てみたいものだと思いました。