久礼の港から蟠蛇ヶ森の登山口である桑田山(そうだやま)温泉までは、56号線を東に逆戻りします。須崎東インターをやり過ごした後、494号に乗り、タバコ屋さんの角を左折するのですが、見通しが悪くて、最初行き過ぎてしまい、違う道に入ってしまいました。
引き返してからはちゃんとタバコ屋さんの角を曲がり、無事に桑田山温泉方面に着きました。しかし、温泉からまだ少し登ったところに、二月末には早くも開花すると言う雪割桜公園があって、その駐車場に車を停めることが出来ました。到着は11時半ぐらいだったでしょうか。
駐車場付近に咲いていたピンクの椿と菜の花が、いかにも南国の山という雰囲気を醸し出してくれます。椿も種類はわからないのですが、葉っぱなども変わっていて、ちょっと見たことのない種類でした。
身支度をしていると、地元の方が通りかかられたので蟠蛇ヶ森への登山道を尋ねました。また、高知の分県ガイドを読むと、先ずは鉄塔を目指して、民家とみかん畑の間の小道を登るようにとあります。
車は4台ほど置けるでしょうか。近くにはトイレもちゃんと設置されています。
と言っても山頂は写ってはないのですが・・。
水仙の花が咲き乱れる、農道のような小道を上がっていきます。
蟠蛇ヶ森の南東面には集落があって、家々やミカン畑があって、その間を縫うように縦横無尽に小道がつけられています。祖谷地方では確かそういう道を「里道」と呼ぶそうですが、これもその里道と言ってよいでしょうか。
高知はやはりシロバナタンポポが主流のようですね。
畑に植えられている柑橘類はいろいろで、こんなレモンもなっています。
被写体には困りませんね。
里道をしばらく上がると、車道に出ます。そんなことを二度ばかり繰り返します。
こんな風な道標もところどころで見かけました。
雪割桜の木が数十株も植えられているのですが、花芽を見るとそれほど膨らんでいるわけでもなく、2月末に開花するとはとても信じられませんが、それでも2月に入ると一斉に膨らむのでしょうか。
上方に見えている4番鉄塔を目当てに歩くといいのだとTさんが教えてくれました。
最初は民家が結構立ち並んでいるのですね。
畑は段々畑になっていて、畑と畑の間には石垣が築かれていますが、なにやら黄色い花がまだまだ花盛りなのが見えました。
つい1時間ほど前に、海岸でアゼトウナを見たばかりなので、思わず「アゼトウナ」と叫んでしまいました(^_^;
しかし、ここは山地です。
アゼトウナが咲いているわけはないので、そうなるとこの場所でこの姿と言うとヤクシソウ?
ヤクシソウは精々12月初め頃までは見かけますが、年が明けてからはさすがに見たことがなかったので、さすがにヤクシソウと考えるのには躊躇がありましたが、でも、ヤクシソウのようです。
それにしても、ヤクシソウってこんな石垣の間から咲くような花だったのですね。
今までは林道の縁などで咲いていると思っていました。
里道を登るTさん。
この里道ですが、下手な山道よりも勾配が急で、たちまち息は切れるし、汗びっしょりになります。
これは何の柑橘類でしょうか。
香川だとたいてい温州みかんが多いのですが、高知は温州みかんよりも晩柑類のほうが多そうです。
コスミレのようです。直ぐ傍にはヤクシソウの綿毛やキランソウらしき葉っぱも見えています。
何しろ日当たりが良いので、スミレも春と勘違いするでしょうね。
手前に見えているのは大根畑です。
高知の山に葉ユズリハが多いです。
高知の文旦はとても美味しいです。
これも先ほど海岸でノジギクを見たなかりなので、思わず「ノジギク?」と呟いてしまいました。
しかし、ここまで山を上がってきてノジギクでもないのでしょうね。
そうするとリュウノウギクでしょうか?
悩みます。
この頃には、太平洋がすでに見えていました。
この日は生憎とすっきりとは晴れてくれませんでしたが、4番鉄塔に着く前から、こんな眺めが見えました。
須崎湾でしょうか。
鉄塔を通過した後は民家や畑も少なくなって、少し山道らしくなってきます。
ヤブコウジの実が真っ赤に色づいていました。