前日はガスの中で見たクモマスミレですが、朝の光の中で見る姿は違った魅力があります。
そういえば、去年は白馬から雪倉へ向かう道すがら、このクモマスミレがあまりに可愛くて寝そべって何枚も何枚も撮影したものでした。
晴れているので、コマクサのピンクが白っぽい石に良く映えます。
向こうにはミヤマダイコンソウが咲いています。
ガラガラとした石が積み重なった急斜面に咲いているコマクサ・・・。
爺ヶ岳ではハクサンイチゲは少ないのですが、そのハクサンイチゲもやはりこの付近で咲いていました。
爺ヶ岳南峰への直登道まで来たのですが、私がコマクサを撮影しているまに、Yさんの姿が見えなくなってしまいました。
かなり先まで行ってるようです。
巻き道を尚も進むと南峰へと登り返すようです。
私のほうも直登道から登ることにしました。
先に着いたYさんが、扇沢の駐車場が見えると言うので、慌てて登りましたが、私が登るのと入れ違いにガスで見えなくなったそうです。
これからは雄大な眺めを見ながらの下りです。
前日登った鹿島槍はとうとう、全貌を現してはくれませんでした。
それだけが心残りですが、たった2時間でも展望が得られれば、文句は言わないと、山に入る前に思ったのですから、これだけ見えれば文句は言えませんね。
いつまでも山々を見ていたい心境ですが、名残を惜しみながら下ります。
行く手には、赤い屋根の種池山荘がもう見えています。
針ノ木と蓮華の鞍部の向こうに見えているのは船窪岳辺りでしょうか?
そして、針ノ木の向かって右後方に見えているのが薬師に違いなさそうです。今回は薬師も見ることが出来ませんでした。
いかにも北アルプスらしい下りとなりました。
そしてやっと夏山の雰囲気になってきましたね。
花は良く見ますが、綿毛は久しぶりのような気がします。
振り返ると爺ヶ岳に薄いガスが湧いていますが、空の青さはもう夏空ですね。
前日に撮りそびれたアオノツガザクラをイワカガミを後ろに入れて撮りました。
それまで誰にも会わない山行でしたが、種池小屋の前で爺ヶ岳に向かう若い男女とすれ違いました。
そろそろ三連休だし、天候も安定しそうなので、山に入る人も多くなりそうですね。
ゆっくりと展望を楽しんで9時18分に種池山荘着です。
小屋の前のテーブルでは何人かの登山者の方たちが休憩されていました。
ここから先は2,3時間の下りだけなので、ゆっくっりとお弁当を食べ、雨具を脱ぎます。
私はそれまで長袖のウエアを着ていたので、半袖に替えました。
ここから先はきっと暑いことでしょう。
向こう側に見え隠れしているのは蓮華岳です。
休憩していたテーブルの直ぐ向こうには良く見ると、ハタザオの仲間が咲いていました。
草丈がかなりあったのでイワハタザオでしょうか。
この仲間の同定は自信がありません。