山友達のTさんや野草友達のRさんは、岩黒山頂をパスして丸滝小屋までトラバース道を歩かれるつもりだったようですが、こんな快晴の日に展望を楽しめる稜線伝いの道を行かない手はないと思い、岩黒山経由の道を歩くことにしてもらいました。
標高1492mの土小屋付近は気温は20℃ちょっとでしょう。吹く風が涼しくて快適そのものです。
猛暑に喘ぐ下界とはまるで別天地です。
少し登ったら、石鎚の姿が綺麗に見える場所があります。
今まで西条の町とその後ろにぼんやりと瀬戸内海を見たことはありますが、島や本州の山まで見えたのは初めてです。空気が澄んでいるんでしょうね。
やっぱり山には初秋の気配が漂い始めています。
岩黒山頂までは稜線の東側を巻いたり、西側を巻いたりしながら進みます。
春にはアケボノツツジが咲いていた道も今は緑一食です。
そんな針葉樹の木を眺めていたら、リスがいました。
リスは今まで何度も山で見ていますが、動きが素早いので、なかなか撮影できたためしがないのです。
特徴のある葉と、ウコギ科独特の花でわかりますね。
お味見もしてみましたが、ちょっと酸っぱめでしょうか。
このモミジのような葉っぱは、前回、東赤石でも見かけましたが、ミヤマモミジイチゴの葉っぱだったんですね。イチゴの仲間は難しいです。
初夏は緑が初々しかったブナの葉も、すっかり緑が濃くなって、目立たなくなっていました。
ススキといい、アカトンボといい、山の秋の気配は下界よりも一足早いです。
東赤石でもたくさん見たクロヅルの翼果がここでも綺麗に色づいていました。
土小屋から眺めた瓶ヶ森もガス1つかかっていませんでしたが、ここまで来てもはっきりと見えています。
瓶ヶ森がこんなに綺麗に見えるのも珍しいです。
9時28分、岩黒山頂に着きました。
ザックを下ろして、しばらく、360度の大展望を楽しむことにしました。
岩黒山頂には今まで5,6度は来てると思いますが、海や島がこんなに見えたのは、私としては初めてのことです。
画像ではわかりにくいかも知れませんが、肉眼ではしまなみ海道もはっきりと見えていました。
丁度reikoさんが石鎚を背景に立っていたので、モデルになってもらいました(^_^;
こちらは今から向かう筒上、手箱方面です。
画像中央の白い小さな小屋が丸滝小屋です。
水分補給も忘れて、素晴らしい眺めに見とれてしまいました。