9月21日、里山でトラノオスズカケを見てきました。
トラノオスズカケは去年たまたま実家近くの里山で見つけていた株もあって、それを見に行こうと思いながらなかなか行けずにいたら、野草友達の方が誘ってくださいました。今年はその方が下見に行ってくださっていた別の場所のトラノオスズカケを見てきたのですが、花の咲き具合も丁度の良い時期に見ることができました。
この花はこれで3か所で見ているわけですが、どの場所も一日のうち日照時間は2時間もないだろうと思われる場所で、ほぼ一日中、木陰もしくは山の陰になるような場所に自生しています。
去年見つけた場所は沢沿いでしたが、今回教えていただいた場所は沢の近くではないですが、雨が降れば、雨が伝ってくるであろう場所でした。
ゴマノハグサ科クガイソウ属で、花序がもう少し長ければ確かにクガイソウの花とよく似ています。
葉は常緑の濃い緑の葉なので、冬場の里山歩きで、意外と見つけることができます。
条件が良ければ2m近くまで茎が伸びそうな感じですが、よく見るのは1mぐらいの長さのものです。
まだ花の咲いてない茎も見られましたから、9月いっぱいは花が見られそうな感じでした。
秋はシソ科の花が多くて、この日も一年ぶりで見かけたヤマハッカの花の名前を思い出すのに、ちょっと時間がかかる始末でした。
しかし、このシソ科の花はそう何度も見ているわけではありません。
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しばらく考えた末に「ヒメジソ」という名前が思い浮かびました。
ヒメジソと言えばイヌコウジュと見分けが難しい花ですが、一番わかりやすい見分け方は匂いを確かめることだと聞いています。
匂いを確かめましたが、香りはそれほどありませんでした。
ということはヒメジソでしょうか。
イヌコウジュの花の香りはとてもきついのです。
これはヒメジソと思っている花の萼片です。
イヌコウジュの咲く場所は知っているので、今度時間があれば、萼片の形を確かめてきても良いかなと思いました。
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イヌコウジュの葉は片側の鋸歯の数が6~13個、ヒメジソでは4~6個だそうです。
この葉の鋸歯の数は6個です。
そんなことからヒメジソと同定しましたが、やっぱり一番簡単なのは香りを確かめることでしょうか。