ここのところ、野暮用が忙しくて、12月2日に登った望遠登山のアップがずいぶん遅れてしまいました。
忘年登山は、女性だけで登っていた頃から数えると、もう5,6回目になるでしょうか。
記録を調べてみると、2008年の12月7日に香川の山登り仲間の女性ばかりの4人で紫雲出山に登っています。ということは、今年でもう5回目になるようです。数年前からは男性陣も加わって、夜の部もなかなか賑やかです。
今年は私たちが幹事役になるはずだったのですが、私も用事があって、なかなか動けず、結局、高松のRさんにずいぶんお世話になりました。下見山行もあまりできないので、下見に行かずとも登れる金比羅さんの裏参道~大麻山というコースを歩きました。
金比羅さんの裏参道と言うと、春にスミレを良く見に来るのですが、12月にはあまり歩いたことがありません。
聞くところによると、裏参道の紅葉は素晴らしいそうで、一度は歩いてみたいと思っていたので、良い機会でした。
↑画像は裏参道の残り紅葉です。曇っていてもそれですから、お天気が良ければさぞや見事だったろうと思われます。
コースは琴平側から登るのですが、大麻山キャンプ場に車を2台デポすることになりました。
12時にキャンプ場に行くと、すでにYさんご夫妻の車がありました。そのうちにTさんも合流しましたが、Yさんの提案で、車2台はもっと山頂に近いゲートのところに置くことになりました。雨が降りそうなので、少しでも下り時間を短くしようということです。
ゲートに車を二台デポした後は私の車で、高松からやってくる人たちと合流する手はずになっている琴平の灸まんうどんへ。
灸まんうどんは私がたまに利用するうどん屋さんですが、うどん屋巡りの人で混み合うことも少なく駐車場も広いし、何よりわかりやすい場所にあります。
集合時刻の12時半少し前に灸まんうどんに着いたところ、高松から参加のEさんとRさんはすでに到着されています。
お昼時とあって、まずは灸まんうどんで腹ごしらえを済ませます。各自、食べたいものを食べたいだけセルフで取りますが、私は登る前なので軽くかけうどんにしました(^_^;
![]()
お昼を食べた後は私の車で裏参道入り口まで向かうのですが、人数が6人なので、二回に分けての移動です。
裏参道入り口には昼間は守衛さんが常駐されていて、ここから先は許可された車でないと走ることは出来ませんが、徒歩の人はOKです。
春や秋の観光シーズンはこの裏参道を歩いている団体さんも良く見かけますが、さすがに12月ともなると観光客の人もいないようです。
登り始めは13時10分ですが、守衛さんにこの辺で見ることのできる珍しい野鳥の話を伺うことができました。
香川で見るのはキカラスウリが多いのです。
お二人ともお元気で、歩くのもとても速いので、女性陣はその後をゆっくりと歩いていきます。
早くも良い感じの紅葉のお出迎えです。
![]()
植栽だと思うのですが、キチジョウソウの花が咲いていて、赤い実までつけていました。
キチジョウソウはちょうどその2,3日前に実家でもらってきたばかりだったのですが、実は初めて見ます。
![]()
私も初めて知ったのですが、この辺りには樹高20mはあろうかという大きなイチョウがあって、辺り一面をイチョウの葉が黄色く染めていて、皆、歓声を上げました。
傑作を狙うのはRさん。
![]()
自然の紅葉ではありませんが、裏参道は自然の森と人が植えた木がうまく調和しています。
![]()
この白い実はイズセンリョウで、私はほかの場所では見たことがないのですが、裏参道沿いにはたくさんのイズセンリョウを見ることができます。
毎年、スミレを見に来ると、イズセンリョウの花が見られますが、白い果実を見たのは初めてかも・・・。
![]()
ヤブムラサキの葉も白っぽい色に変わっていますが、紫色の実も少しだけ残っています。
裏参道の道は車が走れるぐらいで散歩道ですが、結構な急坂もあって、登るとなると良い運動になります。
![]()
そろそろ表参道と合流しようかという頃、サネカズラの綺麗な実を見つけました。
その前にもどこかで見てはいましたが、それはみすぼらしい果実だったので、今年初めての綺麗な実を見られてラッキーでした。
![]()
表参道に合流して、金比羅さんの有名な石段を登ってくる女性陣の方たちです。
12月ともなると観光客もまばらですが、若い人が登ってくるのが嬉しいですね。
大麻山付近にはヤブミョウガも多いです。
石段を少し登ったところで、大麻山へと向かう縦走路があるのですが、その前に休憩所で一休みします。
丁度、徳島のご夫婦がいらっしゃったのですが、その方たちも山登りをされるとのことでした。
休憩所からは大麻山の東斜面をトラバースするようにつけられた道を歩きます。
冬なので、草も少なくて歩きやすかったです。この道を通るのは3度目か4度目ですが、途中で奥の院からの道と合流します。
展望の望める場所では、善通寺や丸亀の平野部が見えますが、雨の降り始める前触れで霞んでいます。
中央の山が今ではすっかり有名になった飯野山(讃岐富士)ですね。
![]()
金比羅さんから大麻山へと向かう道は上の道と下の道の2コースがありますが、私たちは葵の滝を通る下の道を歩きます。
滝と言っても流れはほとんどないのですが、付近はちょっとした断崖絶壁なので、流れがあるとかなりの眺めなんでしょうね。
葵の滝のモミジは紅葉の盛りは過ぎていたようです。
この頃には小雨がとうとう降り始めました。
コシアブラとよく似ていて、コシアブラは5枚の小葉ですが、タカノツメは3枚です。
タカノツメももしかしたらウコギ科?とその時思ったのですが、帰宅して調べたらやはりウコギ科でした。
そしてウコギ科にはコシアブラ、タラ、ウド、ハリギリなど食用になるのが多いですね。
タカノツメもやはりてんぷらなどにできるそうです。
大麻山にはずいぶん多くのタカノツメがありました。
![]()
最後に100m近く登り上げて、15時10分、竜王社まで出てきました。
この日は気温は低めだったのですが、うっすらと汗をかくほどでした。
そして竜王社の後ろにもタカノツメがありました。
この山にはダンコウバイもずいぶん多いのですが、タカノツメが多いと分かったのも収穫ですね。
樹木は花が咲くときや紅葉の時期が名前を知る良いチャンスです。
![]()
樹林帯を抜けて、山頂へと続く舗装道路へと出てきたら、雨が霙混じりの雪に変わっていました。
山頂は標高600m余りあるので、下界の雨も山頂では凍るんですね。
この道は5月初めにはボタン桜が咲き誇るそうですが、私はその時期には来たことがありません(^_^;
![]()
Rさんは三角点を撮影していましたが、私はその近くで咲いていたナガバノタチツボスミレを撮影します。
今年もスミレの帰り咲をあちこちで見かけましたが、これがいちばん遅くに見たスミレです。
![]()
山頂付近には屋根のある展望台があるので、そこで皆で持ち寄ったお菓子を食べながらコーヒーを飲みました。
気温は低かったけど、暑いコーヒーと美味しいお菓子で暖まりました。
ダンコウバイも11月初めはまだまだ色づいてなかったのが、12月に入ると綺麗な黄色に染まっていました。
車をデポしたゲートには4時半ごろの下山で、予想どおりでした。
車をデポするために登った時には、大麻山のコナラやダンコウバイの紅葉に目を奪われそうでした。
この季節にはあまり来たことがなかったのですが、来年は一人でゆっくりと来てみようかなと思ったことでした。
夜の部の忘年会は、山の話でずいぶん盛り上がったのは言うまでもありません(^_^;