シコクバイカオウレンを見に行った帰り、どの道経由で帰ろうかなとしばし悩んだのですが、時間が中途半端でもう一か所立ち寄りたい場所には行けそうもありません。
どうしようかなと悩みながら、バイカオウレン自生地を後にしました。
ほんの少し山を下ったところで、シロバナタンポポが咲いていました。
今でこそシロバナタンポポは、我が家の近くでも見かけるようになりましたが、わすれもしない20年ほど前のことです。
今21歳の末っ子がまだ1歳の時、一人で子供たちを連れて九州のハウステンボスまで長距離ドライブしたことがありました。
まだ四国の高速道も一部しか開通しておらず、八幡浜のフェリー乗り場に向かうのに、愛媛の土居インターかどこかで下りて下道を走っていたときのことです。道沿いに咲いていたタンポポがシロバナタンポポばかりでした。香川で住んでいる私にとっては子供時代からタンポポと言えば黄色い花に決まっています。車を停めてゆっくりと見てみたいと思ったのですが、フェリーの時間があったので、我慢した覚えがあります。
ですから20年ほど前までは、香川出タンポポと言えば、黄色いタンポポが普通だったのです。
その後、山登りを復活して高知や愛媛の山に登るようになり、高知でもタンポポではシロバナタンポポが主流なのを知りました。
シロバナタンポポを見ると、今でも20年前の愛媛での光景が目に浮かびます。珍しくて、千葉に住む先輩に宛てた手紙にもそのことを書いた記憶がありました。
それは高知の山にはシイノキが多く、冬場でも青々としていて冬枯れの光景が見られないこと。
真冬でも山はこんなに青々としています。
葉が少し細長いので、ツブラジイだと思います。
つやつや青々としたシイノキのおかげで、暖かそうな感じがしますが、実際も暖かいです。
寒さで葉が少し赤く焼けています。
このホウロクイチゴも私の住む香川ではあまり見かけないと思うのですが・・・・。
コクランぐらいは香川の野山でも良く見ますが、それでも高知や徳島の太平洋側の山ほどは見ません。
サカキは香川の里山ではあまり見かけることがなく、実際、香川では神さんにお供えするのはヒサカキで代用していて、私はつい10年ほど前までヒサカキをサカキだと思い込んでいました。
この日の目的はシコクバイカオウレンの花を見ることと、文旦を買うことですから、それさえ済ませればOKです。
トサミズキは我が家に植えてある木も、今年は花芽が大きく膨らんでいるので、高知のトサミズキは開花間近かと思いましたが、今年はさすがに寒さが厳しかったので、さすがに南国高知でも花芽はまだ固かったです。
去年は同じ蛇紋岩の山、早池峰山にも登ったので、何となく親しみがわきます。あと、尾瀬の至仏山も有名な蛇紋岩の山ですね。
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高知の蛇紋岩地で良く見かけるナガバノコウヤボウキの綿毛がまだ少し残っていました。