風邪もようやく治ったので、2月の三連休は、いつもの山友達の方々とどこかに登りましょうと言う話になっていました。
行先はRさんにお任せしていました。私としては、高知に花散策かたがたの山登りでも、岡山の雪の山でも、島の山でも、とにかくどこでもいいから山を歩きたいという気持ちでした。2月7日の夜にRさんに打ち合わせの電話を入れたところ、石鎚山系の伊吹山はいかが?という話でした。伊吹山は冬場になると話題に上がる山で、冬場は瓶ヶ森林道が閉鎖されるのですが、高知側の白猪谷から登れば、石鎚山系の稜線に登れるという話は聞いていました。意外にも同行予定のEさんから伊吹山に登りたいという要望があったのだそうです。
そして、Rさんも去年の2月、例年以上の雪のために伊吹山までたどり着くことが出来なかったそうで、今年は何とかリベンジを果たしたいということでした。
私としても、異存のあるはずもなく、山行予定日は10日と決まりました。
画像は、予想以上の晴天に恵まれ、素晴らしく綺麗だった瓶ヶ森林道沿いの霧氷のトンネルです。
さて、私としては冬の高山に登るのは2年ぶりです。去年は冬の初めに左足首をひねったため、里山歩きが精いっぱいでした。
今冬も孫と娘が年末近くまでいたので、冬山どころではなく、1月に入っては行事や風邪ひきのために里山にもまともに登れない始末。以前から買おうと思っていた10本爪のアイゼンをまだ買っていません。前日の9日夜に山登りの掲示板を見たところ、石鎚山系の雪は固く締まった雪の上に新雪が10センチほど積もっているだけで歩きやすいという情報を得ました。それなら6本爪の軽アイゼンでも大丈夫でしょう。
冬の高山に行くには帽子や完全防水の手袋、防寒具、テルモス、ガスコンロ、ワカンなど、装備もそれなりに必要です。
前の夜に、いつもより一つ大きめのザックに装備を準備して就寝しました。
10日当日は自宅から10分ほどのいつもの場所に5時半集合です。
まだ暗い中、集合場所でコーヒーでも買おうと思っていたら、Rさんたちがやってきました。同行予定のKさんが風邪気味で行けなくなったということで、Rさん、Eさん、私の3人で出発します。車出しはEさんが引き受けてくださいました。
高速に乗る頃に、ほんの少しですがフロントガラスに雨粒がつきました。予報では快晴みたいなことを言っていたのに??
西条インターには例のごとく1時間ほどで着き、いつものコンビニで朝食と昼食、ペットボトルの水などを買い込みます。コンビニの駐車場から見える石鎚がこの日は雲で見えません。
再び車に乗り込み、加茂川左岸で左折しR194へ。
寒風山トンネル手前で稜線が見えますが、ガスがかかっています。
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寒風山トンネルに入る少し手前ですが、やっぱり稜線は雲が多そう・・。
この後、木の香温泉でトイレ休憩をしますが、駐車場では早くも登山靴に履き替えているパーティーを見かけました。
伊予富士にでも登るんでしょうか?
ここから長沢ダム湖沿いに長いくねくね道が始まります。
もう15年以上ほど前のこと、今では北アルプスに毎年一緒に登っている後輩が四国にやってきて、石鎚方面にでもドライブしましょうと言うことになり、私の車でこの道を走りよさこい峠経由で土小屋まで行ったことがあります。最初は瓶ヶ森林道を走るつもりが工事中で通行できず、急遽長沢ダム沿いを走ったのでした。台風直後のことで、土小屋にも人っ子一人おらず、今思い出してもあんなに誰もいない土小屋が不思議です。
当時は私も山復帰してなくて、後輩もそれほど山に登ってなかったのに、その後二人で北アルプスを毎年歩いているのも不思議な因縁でしょうか。
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道は直ぐに細くなり、登ってこそいませんが、次第に山奥の雰囲気になってきました。
こんなつららがあちこちで見えます。
Eさんに頼んで車を停めてもらって撮影したつららです。
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そして、先ほどから前方に高い山が見えてきたのが、気にかかります。
方角からいうと手箱山に違いないのですが、石鎚方面から眺める手箱山とは全然形が違いますね。
手前に長沢ダム湖が見えます。
高知に入った途端、空も真っ青で、朝方の小雨や愛媛側から見えた雲はなんだったの?と言いたいほど。
丁度、真東から眺めていることになりますが、こちら側から見たのはもちろん初めてのことです。
こちらはダム湖をはさんで南側にある山々です。
恐らくブナと思われる冬枯れの木立が良い感じですね。
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手箱の手前、つまり東側に結構な高さの山が見えていますが、名前がわかりません。
手箱には土小屋からしか登ったことがないので、こちらの様子はまったく知らないのも同然ですね。
地図で調べたら手箱の東に1436m峰と1433.2m峰があって、これが見えていたようです。どちらも無名峰のようです。ルートもないみたいです。
なかなかの迫力で、この後、伊吹山から手箱を眺めたのですが、やっぱり雰囲気が全然違いました。伊吹山からは、いつものようにたらたらとした稜線に見えます。
登山口への道は「吉野川源流」という標識を辿って行けば良いみたいです。
寺川神社のところで右折して林道を走るのだが、ちょっと前も凍結がひどくて走れなかったそうとRさん。
でも、この日は気温もそう低くはないようで、車でどんどん上へと行けます。
上の登山口まで車が入れば、歩く時間がかなり短縮されるらしいです。
少しだけガスがかかっていますが、このガスも次第に取れそうな雰囲気です。
ここが上の登山口と言われるところで、ここまで車が入ったことに、3人で大喜びしました。これで、のんびり歩きが出来ますね。
先行の車は6~7台来ていましたが、高知ナンバーと愛媛ナンバーの車ばかりでした。