祠の前を行き過ぎると直ぐに道が狭くなってきて、道沿いにはもう家が見えなくなってきました。
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そして、道の東側にはイノシシ除けなのかフェンスが張ってあります。
そのフェンスの向こう側でゲンノショウコの白花が咲いていました。野山では今年初めて見る白花のゲンノショウコです。
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またもや道標があって、その横に「六甲全山縦走路」と書かれています。
六甲全山縦走路のことは話には聞いたことがあったので、何となくわかりました。須磨から宝塚に至る六甲連山を縦走する道のことで、すべて歩くと56キロほどあって全部歩くには15時間ほどもかかるとか。
今から、その縦走路にかかるようです。
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今のところは、まだ遊歩道と言う趣ですが、道の端っこをイノシシが掘り返してあるのを見て、急にイノシシが心配になりました。息子が神戸に住んでいた頃、ゴミ捨て場に「イノシシが来るので気を付けてください」みたいな看板があって、こんな市街地にイノシシが出るなんて、と、当時は思ったものです。神戸はすぐ裏が山なので、そういうこともあるんでしょうね。
そういう私は7年ほど前に赤星山でイノシシ5頭ほどに危うく鉢合わせしそうになった経験があるので、イノシシの怖さも良く知っています。
でも、ここまで来たら、引き返すわけにもいきません。イノシシに鉢合わせしないよう祈るばかりですね。
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フェンスには今度は何かの実が絡まっていました。
しばらく考えて、これはアオツヅラフジのまだ青い実だと思い出しました。
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南のほうを見ると、何やら小高い場所に建物がいくつか建っているのが見えました。
先ほどの道標の方角から言って、あれが布引ハーブ園なんでしょうね。帰りは、あそこまで帰ってきてロープウエイに乗るんだろうっと、その時は考えていました。
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道沿いにはまたもやアキカラマツガ咲いていましたが、これを最後に、この後しばらく咲いている花は見られませんでした。
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13時半頃には完全に山道歩きとなりました。
もう歩いている人は周囲ではまったく見かけなくなりました。
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いかにも里山らしい山道です。
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木の間から、北側にもう少し高い山が見えていて、摩耶山はあちら方面でしょうかね。
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13時49分、喉が渇いたと思ったら、おあつらえ向きにベンチがあったので水分補給します。
茶店を出てからちょうど1時間経っているので、良い場所にベンチがありました。
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木の枝や葉が視界を遮っていますが、向こう側に山が見えていて、最初はあれが摩耶山だろうぐらいに考えていました。ところが・・・
休憩を取ったベンチから東にほんの少し歩いたら↑の道標が立っていました。
時刻は13時55分です。
この道標には「摩耶山」の方角が記されていません。ここで少し道がわからなくなってしまいました。ほんの少しぐるっと回ってしまい、5分ほど時間をロスしてしまいました。
前もって、ざっとで良いから地図で摩耶山の位置を確かめておくべきでしたね。
道標には記載されてないけど、ここはどう見ても布引ハーブ園とは逆方向に道を取るべきなんだろうなと思い、そちら方向に下って行きます。
先ほど見えていた山の方向に向かって歩いて行ったわけですね。
道はいったん鞍部に下りきり、そこから登り返しになっていました。といっても、ほんの数十メートルですが・・・。
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↑鞍部から登り返しになっている道です。
ここまで来ると、下ってくる人たちとすれ違うようになってきたので、この道が摩耶山に通じていることをお尋ねして確かめました。道は間違いなかったけど、そうなると心配なのは、摩耶山までどのぐらいかかるか?ということです。あまり時間がかかるようだと、布引ハーブ園まで帰ってくるのが大変です。
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しかも道は結構な急坂で、これは本格的な山登りですね。
下ってくる人たちもきちんとしたトレッキングシューズにストックと言う、完全に山歩きの格好をしています。ウオーキングシューズに、ストックなしの私は、ちょっと浮いていたかもしれません(^_^;
急坂の途中で1組のご夫婦にお会いしたので、摩耶山からロープウエイかバスでも出ているかどうかをお尋ねしたところ、地図を出して見せてくださいました。
ここで初めて、六甲山系のちゃんとした地図を見たわけです(^_^;
地図を見せて頂いたら、私が今いるのが天狗道というところで、ここから摩耶山まであと2キロちょっとあることがわかりました。摩耶山からは直ぐ近くの掬星台というところにロープウエイの駅があって下に下りられるのがわかり、一安心しました。これで、布引ハーブ園まで帰る必要はなくなりましたので、後は摩耶山まで登るだけです。ご夫婦は親切な方たちで、地図もあげると言ってくださったのですが、あとは迷うところもないので、御心だけいただきました。
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自分のいる位置がわかったのであとは気が楽になりました。
↑、咲いている花はないのですが、ナルコユリの黒い実など楽しみながら登ります。
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ご夫婦に見せていただいた地図に記載があった学校林道への分岐を14時33分に通過します。
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今歩いているこの道も六甲全山縦走路の一部なんですね。
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学校林道への分岐には、地図も設置してありました。
↑ちなみに、私が歩いたと思われるコースをネット上からお借りしてきた地図に黑戦で記してみました。
それにしても、六甲山系には、ずいぶん焚くs名のルートがあるものですね。
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道は平坦なところがあるかと思えば、アップダウンも何度も繰り返します。
先ほどお会いしたご夫婦の方が仰るには「7回も登り返しがあって、きついコースです」とのこと。
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確かに・・・・こんな岩場の登りもありました。
ロープウエイで下るから良いようなものですが、足で下るとなるとダブルストックが欲しいですね。
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途中、一か所だけ、海が見える場所がありました。
海からの標高差を見ると、この場所でざっと標高600mぐらいはありそうです。
何しろ登ったかと思うと下るの繰り返しで、累積標高はかなりになるかもしれません。
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やがて、行く手の山の上に鉄塔が見えてきました。
どうやらあの山が摩耶山らしいです。今度こそ、下らずに登って行きますように・・・・。
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かなり登ってきたと思われる頃、「掬星台」への矢印が入った道標が見えました。
摩耶山も、どうやら近そうですね。
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山頂も近いかなと思っていると、ブッドレアの花がまたもや見えてきました。