樹林帯を抜けてからは道の雰囲気もほぼ同じで、同じような登りが続きます。
登山道沿いを眺めては何か咲いているかな?と目で探すわけですが、こんなものが視界に飛び込んできました。
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↑これって、どう見てもワタスゲですよね。
今までワタスゲというのはあまりじっくり見た記憶がなくて、それでもどこかで見ているはずと思って、記憶を辿ったら、白馬~雪倉~朝日と周回した時に朝日岳の下りで見ているのでした。
朝日岳から蓮華温泉へ向かう途中、ちょっとした湿原になっているところがあり、ワタスゲをそこで見ています。
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登山道の外に踏み込むわけにはいかないので、望遠レンズで引き寄せて撮影します。
帰宅してから画像をよく見ると、池塘らしきものも写っています。
この界隈は平坦な場所も多いので、雪解け水が溜まって、池塘もところどころで見られるようです。
それでイワイチョウも多いのですね。
ガスで見えなくなっていた薬師が、この頃になると、再び見え始めました。
やっぱり大きな山です。
肉眼では薬師岳山荘も見えています。
12時20分、五光岩ベンチを通過します。
ここで標高は2200m足らず。
目指す太郎平小屋までは垂直距離にしたら150mもありません。
谷を隔てた対岸の岩が五光岩のようです。
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薬師がますます大きく見えてきました。
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薬師と登山道を一つの画像に収めてみました。
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この辺まで来ると、ほとんど傾斜のないような道になってきます。
道ばたにはチングルマの花・・・・。
太郎平周辺はチングルマの花がとりわけ多いように思いました。
もう少し歩くと、道は木道に変わるようですね。
木道の上は石がごろごろした道に比べ、格段に歩きやすいです。
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道は再び石ゴロゴロの道に変わり、目の前を大きなザックを背負った人が歩いています。
折立からの道は、雲ノ平や水晶などといった4泊、5泊のコースを歩かれる人も多いので、中にはこんな大きなザックを背負った方も見受けられます。
連休が終わったばかりと言っても、7月20日を過ぎると夏山シーズンに突入していますから、折立から太郎平に向かう人もまずまず多いです。
太郎平までの距離がようやく1kmになりました。やれやれ・・・。
先ほどまで見えていた薬師が再びガスに隠れます。
山の天気はまことに変わりやすいですね。
折立から抜きつ抜かれつという感じで歩いていた年配の方たちのパーティーが途中で休憩されていて「一緒に休憩していきなさいよ」と誘われたのですが、もうちょっとなのでさすがにお断りして、そのまま歩きます。(^_^;
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あれれ?
こんなところにミネズオウが咲いていました。
いつもはもっと標高の高い岩場で見ているように思いますが・・・。
薬師岳の本体がガスに隠れ、東南に伸びた尾根が見えているようです。
先ほどから、赤屋根がちらちらと見えていた太郎小屋がようやく近づいてきました。
小屋ももうすぐというところで、何か見覚えのある花が咲いています。
これはミツバノバイカオウレン??
葉が隠れてしまっていて確認できないのですが、この花はミツバノバイカオウレンに間違いないですね。
今まで鏡平付近でしか見たことがなかったので、ちょっと不思議な気持ちになりました。
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薬師方面を背景にイワイチョウを撮影しますが、肝心の薬師本体はほとんどガスに隠れてしまっています。
でも、ここまで来ると高山の雰囲気満点ですね。
高山植物の保護のため、小屋の周辺は木道がつけられています。
そして、木道の横には、今年初めて見るアオノツガザクラが咲いています。
13時35分、太郎平小屋に到着しました。
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小屋の内側から、外を撮影した画像です。
まだ先へと急ぐ方もいます。
薬師岳山荘や薬師沢小屋まで歩かれる人も多いんでしょうね。
睡眠不足気味の私は、今日はこの小屋で泊まります。