この日はほかにも初見の花を見ていますが、最後にまとめて取り上げることにしました。
先ずは名前だけは知っていたものの、思いがけず見ることができたアケボノシュスランです。
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今まで高知の山などで、何度か葉っぱだけは見ていましたし、咲いている花も画像で見たことがあったので、すぐにわかりました。
葉が帯地などに使われる繻子という織物と質感が似ているのと、赤い花が咲くので曙を連想し、アケボノシュスランと言う名がついたようです。
↑こうやって見ると、確かに繻子地に似てなくもないですね。
ちょっとした群落を作るようで、1株咲いていると同じ場所に何株か咲いているようでした。
どちらかというと、花は終盤に近いようでしたが、綺麗な部分をトリミングしてみました。
薄暗い樹林に咲くようで、天気の悪い日は撮影し難いんでしょうね。
沢沿いではこんな黄色い花を見つけました。
ミツバツチグリなどによく似た花ですが、この季節に咲くのはおかしいですね。
それに自生している環境も、ミツバツチグリやキジムシロは乾燥した日当たりのよい場所を好むはずです。
しばらく考えて、「そうだ、ミツモトソウと言う花を誰かのHPで見たことがあった」と思い出しました。
帰宅してから調べてみると、やっぱりミツモトソウでした。
ミツバツチグリやキジムシロの仲間は花だけでは見分けがつきませんが、ミツモトソウだけは咲いている環境と花の咲く時期とで見分けがつくので助かります。
全体の様子です。
別名水元草(ミナモトソウ)は水源のような場所に生えるからだそうですが、まさに沢に近い場所で咲いていました。
四国にも分布はあるようですが、私としては今まで四国では見たことがなかったです。
この記事でご紹介する最後の花はキュウシュウコゴメグサです。
九州と本州の中国地方や近畿地方で見られる花だそうです。
花の時期は7月~10月だそうで、私たちが見たのもかなり咲き進んだ終盤の姿でした。
四国でもナヨナヨコゴメグサというのが咲きますが、ナヨナヨコゴメグサに比べると大きめの花姿で見つけるのはそう難しくはなさそうです。
日当たりのよい山地の草原などに生えるそうで、なるほどその通りの場所に咲いていました。
比婆山ではシイ国では見られない花もたくさん見ることができ、ほんとに実り多い歩きとなりました。
花もですが、気持ちの良い天候の中、いくつかの小さい山頂を越えながらの歩きは四国の山歩きとは一味違う歩きですね。
次回は竜王山や吾妻山への縦走などもチャレンジしてみたいものです。