毎年、早春に訪れる場所があります。
その場所で、タカネハンショウヅルの果実をたくさん見かけるのです。
ところが、タカネハンショウヅルの花が咲く季節には一度も行ってなくて、一度ぐらいは花を見ておきたいと思っていました。香川の他の山では9月末に見ているのですが、その頃は忙しくて行けず、ようやく訪れたのは10月14日でした。
危機一髪でした。咲いていたのはわずか数輪。後はすべて果実になり始めていました。
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ここの花は紫色でした。
タカネハンショウヅルはピンク、白、紫色など、いろいろな色がありますが、香川では紫色が多いということでしょうか。
四国にはいろいろなハンショウヅルの仲間が咲き、春先に咲くトリガタハンショウヅルを始めとして、初夏に咲くシコクハンショウヅル、イヨハンショウヅルがあります。その中でこのタカネハンショウヅルだけは秋咲きです。
四国ではいちばんポピュラーに見られるハンショウヅルで、私が一番最初に見たのもこのハンショウヅルでした。
↑まだ果実になったばかりで、青い果実ですが、200ほどの果実が見られました。ということは、もう少し早く来れば、花も見事だったでしょうね。だいたいの花期が分かったので、来年はもう少し早めに来るとします。
葉は2回3出複葉です。
帰り道で、嬉しいことにサクラタデを見つけました。もう10年近く前に見ていた場所のサクラタデは絶えてしまい、他の場所でも見られることは見られますが、やはり山の中のほうが雰囲気有りますね。
ほんのり桜色のこのサクラタデ、私のお気に入りの花です。
来年からはこの場所に見に来られると思うと、嬉しい限り。
シベも桜色をしているんですね・・・。
ノコンギクも咲き始めたばかりで初々しいです。
花弁が長いので、もしかしたらユウガギクかもしれません。
キク科の花はほんとに見分けが難しいです。
思いがけずツルニンジンにも会えました。
というか、こういう山地では出会っても不思議ではないですね。
いつ見ても渋い花です。
ツリガネニンジンもいつもの場所で咲いていました。
この日、最後に見たのはイヌセンブリでした。
去年まで見ていた場所に咲いてなくて、焦りに焦りましたが、少し探したら見つかりました。
ちょっと雰囲気が違うと思ったら、6弁の花でした。
イヌセンブリには特に6弁の花が多いような気がします。
ずいぶん蕾がたくさんついた、しっかりした株ですね。
この調子なら10月いっぱいは咲いていたのではないでしょうか。
フユノハナワラビもこの場所では常連さんですね。
ヤクシソウも車道沿いで見られるようになりました。
これも秋の定番の眺めで、吊るし柿の干してある光景です。
山里の秋・・・いいものですね。