フクジュソウの下の自生地辺りはトラバース気味に道がついているのですが、以前歩いた時よりも道が荒れているようです。だいたいが石灰岩地なので崩れやすいのです。フクジュソウの時期は草木が繁ってないので、まだ良いのですが、夏場はテンニンソウは藪のようになっていて登山道を覆い隠しているし周囲の木々も葉が繁って歩きやすいとは言えません。
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↑苦労して藪っぽい道を歩いていると、道沿いにサルナシの株が見えています。
おまけに果実がいっぱい実ってるではありませんか。
今年はサルナシの果実を今までにもかなり見かけています。山の果実が豊作なんですね。
Pさんが2つの果実を採ってくれました。
以前、やはりPさんと大座礼山に登った時、山頂近くでサルナシの果実を見つけたことがあり、この時の果実は甘酸っぱくて美味しかったのです。
とはいえ、まだ8月ですから、熟してないんでしょうね。
齧ってみると、やっぱり固くてまだ食べられそうもありません。
残念・・・
↑道はこんな風にザレていて歩きにくいです。
おまけにところどころ、テンニンソウが登山道に覆いかぶさり、どこが道なのかわからないところもあちこちに。
↑ザレ場には乾燥で枯れる寸前みたいなヤマシャクが見えています。
もともとこういう場所を好んで生える植物ですが、今年はとりわけ雨が少ないので、見ていても可哀想・・・
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登山道の5mほど下には何やら赤い実が見えているのですが、ザレ場を下るのは気が進まないので、望遠で撮影します。
肉眼でもガマズミらしいとわかりましたが、帰宅してモニターで確認すると鋸歯がおおいことや葉柄が赤っぽいことからオオミヤマガマズミのようです。
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この辺りだけで見かけたのはでモミジガサの花です。
モミジガサなんてどこにでもあるような花ですが、山菜になるぐらい美味しいいそうなのでシカが食べるんでしょうね。
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葉は名前の通りモミジみたいな葉をしています。
9時49分、ここから急登というところまでやってきました。それまでトラバースしていた道がここからほぼ直角に曲がって尾根を登り始めます。
この急登のことだけは最初に登った時も二度目に登った時もよく覚えています。
きつい登りの前なので、ここで休憩しておこうということになりました。
Pさんからナシの配給をいただきます。
7月に登った東赤石ほどではないにせよ、暑いには違いなく、汗が流れ落ちるので、アクエリや果物が美味しいです。、
この辺りで標高は約1200はあります。
10時3分、いよいよ覚悟を決めて急登を登り始めます。
私の記憶では100mほど登ったらきつい登りも一段落だったような?
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尾根を挟んで右側は植林ですが、左側は自然林になっていてブナが出てきました。
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これがその尾根です。
右側は緩やかな斜面ですが、左側は急斜面で、谷から涼しい風が吹きあがってきて生き返ります。
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途中、ここにもこんな立派な道標がありました。
以前はなかったと思いますが、いつの間に立ったんでしょう?
黙々と登っていると足元にツルリンドウの株が・・・
よく見ると花が咲いてるではありませんか。
東赤石ではいくら眺めても咲いているツルリンドウがありませんでしたが、やはりこの花は8月に入らないと咲きませんね。
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淡いブルーですが、初々しくて、今年お初のツルリンドウに二人で大喜びでした。
ブナは真夏でもやっぱり良いものですね。
葉の色が爽やかです。
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ようやく急斜面をやり過ごしたと思ったら、黄色テープと赤テープが木の幹に巻かれています。
何の意味?と思ったら、ここはどうやら破線の道との合流点のようです。
この後は登りは登りですが、今までみたいにきつい登りでもないので、のんびりと登っていきます。
日差しの中で咲いているリョウブの花。
花つきが良いので、辺りに甘い香りが漂っています。
三角点のある小ピークらしきのが見えてきました。
10時43分、四等三角点に着きました。
2015年に来た時は辺りの木々が生い茂ってなかったので、ここから中津山だの国見山が見えたのを覚えていますが、今回は木の葉が繁っているので、展望はありません。
先ほど休憩したばかりなので、ここはそのまま先へと歩きます。
三角点の場所を越えたら、地図で見ると緩やかな尾根を登るようです。
なるほど、実際、緩やかな登りですね。
春先はここから剣山など見えてましたが、今の季節は展望がないです・・・まぁ、予想通りですが・・・
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ここでもツルリンドウの可愛い花と会えました。
そして、道の途中に何やら見えてきました。
温度計を木の幹にくくりつけてある?
以前はこんなのは見かけませんでしたが・・・
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温度計の目盛りをよく見ると21℃ほどで、下界の気温とはだいぶ違います。
もうお昼近くというのに、21℃なんですから…この日は5時前に自宅を出た時の気温が29℃でしたから、山はかなり涼しいということですね。
東赤石みたいに汗が目に入って目が痛いということもないです。
暑さも峠を越したということでしょう。というか、例年の夏はこんなものでしょうね。
11時8分、どうやら西寒峰へ至る尾根を見ながら、右手にトラバースしていく分岐を通過します。
登山道は垂直距離にして西寒峰の50mほど下を東側に巻いており、それは西寒峰に登った時に承知しています。
寒峰峠まで出ると後は登りになるし、木陰もないので、峠に出る前に休憩しておくことにします。
それに何よりお腹も空きました。
11時15分ごろ、休憩としました。
辺りにはヤマシャクヤクの果実なども見えています。
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オオキヌタソウも果実をつけています。
オオキヌタソウは今まであまり見たことがなかったのですが、自分のブログ内検索してみると中津明神山で花が咲く前に見ています。
草丈が50センチ以上あって、ほんとにキヌタソウを一回り大きくしたような感じでした。