登山道と言っても、最初は幅も広いまるで遊歩道のような道を歩いていきます。
傾斜もあまりなくて、中国地方の山は歩き始めはこんな感じの道が多く、とても楽です。
歩き始めてすぐに、キクバヤマボクチが咲いていて、大喜びしました。
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↑シックな色だし、見れば見るほど趣深い花です。
比婆山には2010年に紅葉見物で初めて訪れているのですが、その時の記事にもこのキクバヤマボクチをアップしていますが当時は名前がわからなかったのか、名前を記していませんでした。
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↑素晴らしく花つきの良い株です。
ほかの花は終盤だったのですが、キクバヤマボクチに関してはとても良い時期に訪れたと言えそうでした、
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↑葉がキクの葉の様に切れ込みがあるので、キクバヤマボクチという名がついたようです。
ボクチの仲間は開花が意外と遅くて、四国でも蕾はよく見かけるのですが、開花している姿をなかなか見ることができませんが、この日は堪能しました。
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紅葉にはまだまだ早すぎたのですが、↑何の木なのかこれだけが赤く染まっています。
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足元に落ちていたシバグリの実。
山で落ちているクリは小さいので、そのまま茹でて食べるぐらいしか考え付きませんが、それもほとんどはイノシシに食べられてしまっています。
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登山道沿いにもノコンギクのちょっとした群落が・・・・
10mほど下には沢が流れています。
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↑見覚えのある草姿が出てきました。
ここ比婆山に10年前に来て初めて見たオクモミジハグマです。
葉の形がモミジに似ているからモミジハグマという名前がついたんでしょうね。
花の時期にはちょっと遅かったようで、一輪しか咲き残っていませんでした。
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↑その一輪です。
花弁はそれほどねじれていませんね。
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↑香川の山で10月9日に見かけたテイショウソウ。
これもキク科モミジハグマ属で同じ仲間です。
花はどれもよく似ていて、葉を見なければ見分けができません。
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幅も広く、傾斜も緩やかな登山道は四国の山の登山道とはだいぶ趣が異なります。
膝痛のあるPさんもこの道なら大丈夫でしょう、良かった良かった。
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キバナアキギリも咲いてましたが、四国の山で見るよりかなり大きいです。
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上を見るとナナカマドに赤い実がついていますが、葉はまだ青々としています。
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10時13分、出雲峠に着きました。
登山口からゆっくりと歩いて1時間弱でした。
出雲峠辺りには依然来た時はマツムシソウやらいろいろな花が咲いていたと思うのですが、今回は時期が遅かったか、花も見えませんでした。
私たちが休憩が終わって歩き始めようとしたら、後からやってきた方たちに「今日はどこまで歩かれますか?」と尋ねられました。「一応、周回のつもりですが」と答えると「すごいですね」と言われ、びっくりしました。
比婆山連峰周回はアップダウンもあまりなく、距離だけはそこそこありますが、すごいと言われるような歩きではないと思っていたからです。四国の山はハードな山が多いので、私たち四国の山仲間はそう感じるのかもしれません。
ここ比婆山はおまけに、随所にエスケープルートというか管理センターに下る道があって、その日の体調や持ち時間によって、コースを選ぶことができます。そのせいか、この日も70代ぐらいの初老のご夫婦連れなどをよく見かけました。
10分ほど休憩したら、今度は烏帽子山に向けて出発します。
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登山道わきで咲いているカニコウモリ。
今年は那須岳でも白山でもカニコウモリをよく見ました。
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枯れかかった大きな木にまるで盆栽の様にミヤマカタバミが着生しています。
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斜めに射してくる陽射しに輝くツルシキミの赤い実。
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烏帽子山への登り道の最初は植林帯ですが、だだっ広い尾根の中ほどにはブナの大木も生えています。
木漏れ日が射すけど、木陰の道で涼しくて有難いですね。
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花はほとんど終わっていましたが、ユキザサの真っ赤な実が輝いて美しい・・・・
ユキザサの実は動物にも食べられてないところを見ると、毒でもあるんでしょうか?
ユキザサ自体は美味しい山菜なのだそうですが…
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これも立派なブナの木
ここには何度か来ているのに、大ブナの記憶がありませんでした。
人間の記憶力はほんとにあてになりません。
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ここでもオクモミジハグマの株がありますが、花はもう終わっています。
残念・・・
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木漏れ日の射す気持ちの良い道を登っていきますが、傾斜はほんとに緩やかで、四国の山道とはずいぶん違いますね。