一応、雛祭り

今日は3月3日、雛祭り。

前にも書いたけど、私自身はお雛様や人形というのはあまり好きではなくて、思い入れもそれほどない。どっちかというと、子どもの頃から野山を駆け回るのが好きだったのは、今も変わらないかな。

仕事から帰宅した娘に「お雛様、飾る?」と訊いたら、「別に構わない」という。

Dsc00252_1

↑画像は娘の生まれた年に飾ったお雛様。この辺りでは雛人形や端午の節句の飾り、鯉のぼりなどは嫁の実家が贈るという「しきたりがあって、この八段飾りも実家の母が持ってきてくれた。市松人形には私が小さい頃の産着だか何だかを着せてある。

丁度24年前の写真だけど、実はこのとき姑は入院していた。姑が3月末に退院してきたら旧暦で娘の初節句を祝うことになっていた。ところが3月初め、容態が急変、15日にはとうとう帰らぬ人となった。まだ寒さの残る朝だった。

座敷に飾ってあったお雛様は、近所の人たちが集まって、すぐに片付けられたのだった。

その後、このお雛様は3度ほどしか出してないように思う。何しろ3月というと法事があったり、お寺さんが見えたりということばかり。来年こそはと出そうと思うのだが。

コメント(2)