↑画像の新芽はユキワリイチゲの葉っぱだ。
ユキワリイチゲは四国の山ではよく見かけるイチゲで、福寿草やセリバオウレンについで、四国では春に先駆けて咲く花だ。他の地方で咲くキクザキイチゲやアズマイチゲなどは早春に新芽をあげるらしいが、このユキワリイチゲは秋に新芽を出すので、晩秋から冬に掛けて山を歩いていると、この迷彩模様の葉に出会う事も多い。2月半ばともなると、あちこちの山の谷あいですでに蕾を上げている。
この鉢植えのユキワリイチゲは今年の2月に隣町のJAで見かけてしまって、つい購入してしまったものだ。そのときの経緯はこちらに記してある。
とにもかくにも、この辺りの野山に咲く花ということで、何とか夏越しは成功したようだ。花芽が上がってくるのは1月末ぐらいだろうが、もし花芽が上がってきたら小躍りするかもしれない。
スノードロップは一昨年も去年もすでにポットで芽を出しているポット苗(球根?)を買い求めてきたのだった。
うなだれて白い小花を咲かせる姿は、とてもかわいい。
去年だったか、一昨年だったか、NHKの趣味の園芸でスノードロップが紹介された事があって、その直後からスノードロップの球根が園芸店の店頭から姿を消してしまった事があった。
どうも日本での園芸は雑誌やTVの影響を受けやすいようだけど、本来、好きな花と言うのはTVで見たとか、雑誌で見たというのは関係ないように思うのは私だけかな~?
今年はようやくTVの影響を免れたか、早くからスノードロップの球根はどこでも見かけたし、ついこの前でも売れ残ったのが割引されていたようだ。
それにしてもスノードロップの球根をまともに植え付けたのは今年が初めてで、こんなに早くから芽が出るとは感激した。
畑の水仙は10月の少雨のせいで、まだまだ花芽には程遠いのに、日当たりも水分も充分足りた中庭の株には早くも花芽が見えてきた。
畑の日当たりの良い場所に放り出してある鉢からはこんな可愛い芽が出てきた。
私の好きなキンポウゲ科の芽出しによく似ているようだが・・。
花の好きなものにとっては、もしかしたら、開花したときよりもこんな芽を見ているときのほうが幸せな時間だったりして・・(^^;)