画像はこの日出会った、アオモジの花芽です。
アオモジとの最初の出会いは、先ほどブログの記録を調べてみると2005年3月13日のことでした。3年ぶりに見ることができたと思っていたのですが、あれはもう4年前のことになるのですね。そのときの記事はこちらです。
たまたまひょんな用事で徳島方面に行くことがあって、ついでに佐那河内村の梅林を見ようと車を走らせていたときのこと、道沿いで爽やかな黄緑色の樹木の花が目に付いたのでした。その頃は樹木の花なんて、まだまだ疎くて名前もわからなかったのですが、見るからにクスノキ科のクロモジなどと似ていると思い調べたら、その名も「アオモジ」でした。
県内では見たことがなく、徳島でしか見られないのかなと思っていたら、翌年、切り花になっているのを見かけました。
その翌年にも、切り花として売られているのを見かけました。
尋ねると、実家に程近い山で栽培されている人がいるとのこと・・。
また、野草友達の情報でも、実家方面の山に自生しているとの話・・。
いつかは確かめに行こうと思いながら、なかなか実行できずにいたのでした。
画像は樹高7mほどにも育ったアオモジの若木です。
この場所にアオモジの木は7,8本はあるようでした。
会いたくてたまらなかった木に、こうして思いがけず会えるので、山歩きはやめられません。
色はなんというか、今の季節、丁度お店で売っているウグイス餅の色といえばよいでしょうか・・。
もともとは九州などの暖かい地域に多かった木だそうですが、今では近畿でもかなり見かけるそうです。
これも温暖化のせいでしょうか。
樹肌が緑色をしているので、アオモジという名がついたのだろうと思います。
よく似た花をつけるクロモジやシロモジはもっと高い山で咲きますが、アオモジは低山でも麓に咲いていました。どちらかといいうと沢筋を好むような感じです。
3月初めには開花しそうなので、また何度か見に行こうと思っています。
私の頭の中には、あの花ならここ、この花ならあそこ・・・という具合に、花地図がすっかりインプットされています(^_^;
因みに、3年前に切り花になっているのを見たアオモジです。