去年の秋から数えて瓶ガ森林道を走るのはこれが七度目ですが、朝から夕方までこれほど晴れ渡った日はほんとに初めてでした。
5m先も見えないほどの濃いガスの中をライトをつけながら走った前回とは打って変わって先まですっきりと見渡せるので、安心して走れます。
ハナイカリの咲いている場所は山友達から教わっていたので、車を降りて散策します。
一分も歩かないうちに、ハナイカリが咲いているのを見つけました。ハナイカリの花を見るのはこれが初めてなのです。
でも実を言うと、ハナイカリの花後の姿は、3年前に大菩薩嶺を歩いたときに見ているんですよ。このときは大学時代の友人のYさんと山梨の花友さんのSさんとご一緒しましたが、ハナイカリはSさんに教えていただいたのです。それまでハナイカリというのは見たことも聞いた事もない花でした。
何科の花なのかちょっと見当がつかなったのですが、帰宅して調べたところ、リンドウ科の花でした。
そうと知ると、姿は小さいですがアケボノソウの真っ直ぐすっと伸びた姿を小ぶりにしたような感じがします。
葉の出方なども似ています。
四国の山でも、今まで見たことはないので、かなり珍しいのかも知れません。
花の形はほんとに碇にそっくりですね。
この日の花散策でのお目当ての花が直ぐに見つかったので、あとはのんびりとその辺りを散策します。
2年前の秋に寒風山で見て以来だと思います。
コシオガマのほうは自宅に近い低山でも時々見かけますが、シオガマギクはさすがに石鎚山系など高い山でなければ見ることができません。
キクとはついてもゴマノハグサ科です。
アサマリンドウではない普通のリンドウも咲いています。
どういうわけか笹ヶ峰や寒風山、伊予富士などではアサマリンドウしか見かけないのですが、石鎚に近くなるとリンドウが多くなります。
このリンドウは青の色が濃く、花冠の縁がくるりと反り返っていて可愛かったです。
でも、リンドウばかりかというと、そうでもなく、中にはアサマリンドウも咲いているのでした。
上の画像と比較していただくとリンドウとアサマリンドウの違いがお分かりいただけると思います。
後ろには黄色くアキノキリンソウが咲いています。
この画像の撮影時刻が14時47分となっていますが、朝からずっとこんな晴天が続いているのです。
石鎚はさすがにこの時間だと霞んでいますが、朝はさぞ綺麗に見えていたことでしょうね。
オオマルバノテンニンソウの花も少し咲き残っているようでした。
夕方近くになってもこんな山なみを見ることができるなんて、なんと恵まれた日だったことでしょう。
寒風茶屋近くまで走ってくると、笹ヶ峰やちち山、寒風山など石鎚山系の中でも東に位置する山々が見えてきました。
笹ヶ峰付近もガスっていることが多いのに、この日は最後の最後まで、しっかり姿を見せてくれました。
ズボラして車の中から撮影した画像です。
お天気が良さそうだったので、前日に思い立って決行した単独行でしたが、期待以上の天候に恵まれて、笹原歩きも花散策も狙い通りに叶い、ラッキーな一日となったことでした。