梶ヶ森には、四国でもほかの山ではあまり見かけないサンヨウブシが咲きます。
花の時期は私の図鑑には7~11月となっていますが、シコクブシなどと比べると開花が早いようです。トリカブトの仲間では珍しく無毒です。
サンヨウブシは葉が枯れこむのが早く、花は綺麗に咲いていても葉がぼろぼろという姿をよく見ます。今年は時期的に花も終盤だったので、なおさらのこと、きれいな葉は全然見ませんでした。
別の場所で見かけたサンヨウブシですが、これも葉はすっかり枯れているのに、花だけが綺麗に咲いていて、ちょっと異様な姿でした。
この時期ですと、まだ葉が綺麗なんですね。
梶ヶ森のサンヨウブシは花色が白っぽいので、シコクブシとの見分けが簡単ですが、場所によってはほかのトリカブトの仲間と見分けにくい紫色の花をしているようです。
こちらはこの日、サンヨウブシとそれほど離れていない場所で見かけたシコクブシです。
葉を見ると、サンヨウブシとの違いが分かります。
シコクブシは葉は3深裂していますが、サンヨウブシは切れ込みが浅いようです。
シコクブシのほうはちょうど見ごろだったようで、あちこちで綺麗な花を見せてくれました。
これはモミジガサとオタカラコウといっしょに咲いていたものです。
ところで、私たち四国の山に登るものにとってはシコクブシという名前が馴染み深いのですが、シコクブシはカワチブシの変種だそうで、名前もカワチブシに統一されるとか・・・。
早々と紅葉した木が現れましたが、シラキのようです。
実がなっていますね。
マムシグサの仲間も葉が黄葉しています。実は、この仲間は真っ赤になります。
アキチョウジが登山道横に繁りすぎていて、かき分けながら進む状態です。
鈴なりになった実もいいけど、緑の葉との取り合わせもきれいです。
ここまで登ってくるとさすがにひんやりとします。
ここからはほぼ垂直に近い鉄の階段を上ります。
登山道横の苔があまりにも綺麗で見とれてしまいました。
ここに東屋があるので、この日最初の休憩を取ることにしました。