東海北陸自動車道は、7月の北アルプス行きの際にも良く走るのですが、確か去年の7月は夜中に走ったのでした。それも土砂降りの雨の中、この分では北アルプスに登るのは無理かなと暗澹たる気分でハンドルを握っていたことを思い出します。土砂降りの雨の中、それも時刻は深夜12時とか1時頃で、景色などもちろん何も見えるはずはありません。走っている車も極端に少なかったのです。
郡上八幡辺りはまだ雪もなかったのが、高鷲インターを過ぎてひるがのSAに着くころにはすかり雪景色となりました。
車内の人たちは雪景色には馴染みの薄い四国の人ばかりですから、雪景色には皆、歓声を上げるやらびっくりするやらです。
私としては、冬のカラマツ林がバスの窓から何度も見えたのが嬉しかったです。
四国でも徳島の山や愛媛の山に少しはカラマツがあるのですが、何と言ってもカラマツ林を堪能できるのは本州ならではですね。
そして、冬枯れの雑木林と青空の醸し出す何とも言えない雰囲気・・・。
木々の周囲には早くも根開けと呼ばれる穴が黒々と開いています。
春が近い証拠ですね。
今年はとうとう雪の山にもほとんど登れませんでしたが、期せずして雪山の雰囲気を味わうことができました。
午後2時過ぎには飛騨清美インターで下りて、高山の町を観光です。
考えてみれば、アルプスの行き帰りに高山の町はちょくちょく通るはずなのに、先にも書いたように行きは夜中であったり帰りも下山後に道中を急ぐので、観光はほとんどしていません。
それでも以前、大学時代の山の同好会の先輩たちと飛騨方面を旅したことがあって、高山にはその時以来です。調べてみると2005年の11月ですから、高山観光は約7年ぶりということになります。その時の記録はこちらです。
高山の町は当時より一層、観光地化されているように思いました。
古い町並みに展示されてあったからくり人形は水車で動くという仕掛けで、これは見ていて面白かったです。
紅白の餅花は私の祖母の家でも小正月頃に飾ってあったのを記憶しています。祖母の家では座敷の長押から垂れ下がるように飾ってあったのですが、ここではこんな風に飾るんですね。所変われば・・・で面白かったです。
雛祭りは過ぎていますが、旧の雛節句まで飾るところが多いのか、ウインドウには雛人形が飾られているところが、まだまだ見られました。
これは陶器製の雛人形のようでした。
金沢でも陶器製の雛人形を展示してあるのを見ましたが、これも四国ではあまり見ないので、珍しく思いました。
高山ではもう一か所、バスが立ち寄った場所があったのですが、私と母にはあまり興味がない場所だったので、その間、山すその道を母と歩きました。
その時に見つけたフキノトウです。
高山はようやく雪が解けたばかりという風情で、このフキノトウの生えている場所も、重い雪の下敷きになっていた様子がうかがえますね。
そしてフキノトウのすぐ上にはネコヤナギか何かの芽吹きが始まっていました。
ネコヤナギにしてはちょっと大きすぎる芽のようにも思いましたが、私の樹木の知識では、この状態で何の木かということまでは到底わかりません(^_^;
そして、飛騨清美インターから北へは、私もまだ走ったことのない道です。
さすがに豪雪地帯を通る高速だけあって、トンネル部分が圧倒的に多い道でした。
ようやく長いトンネルを出て平野部へと下る頃は、辺りは夕闇が近くなっていました。
少し離れた場所にこんな灯りが見えてとてもきれいでしたが、これは五箇山のライトアップ?それともどこかのスキー場の灯りなのでしょうか・・・。幻想的できれいでした。
小矢部ジャンクションで北陸道と合流するのですが、ここから先の北陸道は9月末の東北行で走ったばかりですから、まだ記憶に新しいところです。
宿は金沢の中心部にありましたが、画像は宿のすぐ近くの香林坊の様子です。
香林坊と言えば金沢を代表する繁華街ですね。
近くの九谷焼のお店がまだ開いていたので、九谷焼を見て目の保養をしました。
若いころはちょっと苦手だった九谷焼ですが、今見ると繊細な絵付けに妙に惹かれます。
金沢は初めてでしたが、和菓子屋、工芸品のギャラリー、お鮨屋さんが多いようですね。
お鮨のレベルも相当高いとか・・・・次回行くときは自分の運転で、ゆっくりと行ってみたい場所です。